嫌われたい俺と信じたい仲間

数時間後

今回の件で俺は当たり前を知った

頼ることを知った

幸せを、知った

でもそれと同時に自分の終わりもわかった気がした

本当に俺は〇んだな

そうおもうことが増えた

でもそれを忘れるくらい

俺はメンバーが大好きだ

ありがとう

そう思うことはダメなんだろうか

まあもう叶うことは無いだろうな

数日後

あ〜もうキツイな

今は夜。

誰もこやしない

綺麗な月だけが俺を照らす。

今日が峠だって聞いた。

でも越えられない気がする。

ん？？

あれは誰だろう

目が霞む

そうか、俺よくやったのか

ならいいか

いしき、が、とお、のく

朝、何事もなく病院に向かったら

らんが〇んでいた

信じられなかった

俺は最期まであいつに寄り添えられたのだろうか

お前の生きる呪いになれたか？？

冷たく無表情ならんは

何も答えてくれない

何か言ってくれてもいいのに

否定してくれてもいいよ

肯定してくれてもいいよ

そしたら俺は

お前に

呪われてもいい

あれから葬式も終わり

みんならんの家に入り浸った

そしてみんな泣いていた

切り替えられるはずがない

俺だって未だに信じられない

でも

前に進まないといけない

現実がこうも辛いとは

泣きながら言うみことは

みんなの心を代弁してるみたいだった

ヒラ

ほらお前の仲間は

負けず嫌いだ

お前とまた会える時まで

首長くして待ってろよ

リーダー

病院

破滅を