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だって友達だもん。

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だって友達だもん。

2 - 第2話 「交差」

♥

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2025年04月01日

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J.

……え?

Y.

…っ…//

J.

……

ちょっと待て…え?

ゆあんくんが俺を?待って…

Y.

……

いや気持ちは嬉しい…でも…

Y.

…俺じゃだめ…かな…?

J.

でも…うりは? うりは…ゆあんくんが好き…

ゆあんくんは俺を…

Y.

…じゃぱぱ…?

俺はどうすればいいの…? うりのことを考えて断る?

でも…そうしたらゆあんくんの気持ちは? 俺を好きになってくれた気持ちを無駄にするのか?

Y.

…なぁ…?

詳しく聞いてないけど… きっとうりも今まで悩んでたはず…

いろいろ悩んで俺たちに打ち明けてくれた… そうなんだろうり?

じゃあここで俺がゆあんくんと 付き合ったら…

Y.

……っ…

いや、でもゆあんくんも同じ__

じゃぱぱっ!!

J.

…!

Y.

…はぁっ…、

J.

あ…

Y.

俺じゃだめなのかって…
聞いてんだよっ…

J.

……

Y.

あっ…

Y.

(言いすぎたっ…?)

Y.

ご、ごめ…

J.

ごめんゆあんくん

Y.

…!!

J.

ちょっと…考えさせてほしい…

Y.

……

J.

ごめんね、気持ちの整理が出来なくてさ

J.

すぐには…答えは出せないかも
しれないけど

J.

絶対に…答えるから

Y.

……

Y.

…俺もごめん、急に言っちゃって

J.

(とりあえず安心させてあげないと…
悟られちゃったらダメだ、絶対)

J.

もーなんでゆあんくんが謝んの…w

J.

今日はもう遅いし…
よかったら途中まで一緒に帰らない?

Y.

…そうだね

……

Y.

……

J.

…ねえ、ゆあんくん

Y.

な、なに…?

怖い。何を言われるのか。

じゃぱぱが俺に対して今どう思ってるのかが分からない。

さっきので嫌われてないかな…

J.

ゆあんくんはなんで俺のこと
好きになってくれたの?

Y.

え、あ、…

…どうしよ、

"全部好きだから"だ。

その声も、きれいな横顔も…

こんな俺にでも優しくしてくれるとこも あと、なによりも…

俺を"ここ"に引き入れてくれたこと。

俺はじゃぱぱの全部が大好きだ。

でも…そんなの俺には言えないなぁ…笑

なら…

Y.

…俺のこと大事にしてくれてるのが
分かるからかな

J.

…そっか、

J.

うれしいこと言ってくれるじゃん!

そういってじゃぱぱは肩を組んできた。

Y.

おわ…、

J.

あれ?なんか顔赤い?

Y.

ちょっ…近っ…/

J.

…ふっ…w

J.

ゆあんくんって可愛いとこ
あるよね〜

Y.

…うるさい…/

J.

なんか弟みたい!

Y.

正直不安だ。

"考えさせてほしい"

べつに普通のことなのに… もしかしたら断られるんじゃないかって

考えれば考えるほどこの言葉が 脳裏によぎってくる。

Y.

……

J.

…ゆあんくん

J.

待っててね

Y.

…!

そう言って俺に笑いかけてきた。

Y.

…うん!

やっぱり俺は…

じゃぱぱが大好きだ。

Y.

…待ってるから

J.

じゃあねゆあんくん!

J.

また明日!

Y.

おう!またな〜!

J.

"大事にしてくれてるから"か…

正直、どうすれば良いのかなんて まだ分かっていない。

いや、分かるわけないのかもしれない

俺はゆあんくんの気持ちもうりの気持ちも 大切にしてあげたいと思ってるから。

待っててなんて俺には言えるはずが なかった。

それはあまりにも 無責任すぎたのかもしれない。

でも、言うしかなかった。

ゆあんくんのあの不安そうな顔を 見てられなかったから。

J.

俺は…どうすればいいんだろう…

J.

…あー家まで遠いんだよマジで

J.

この間ずっと俺1人になるから
嫌なんだよな…

J.

ん?ライン…

J.

なお兄か…

J.

撮影…したいけど
いろいろ考えることもあるからな〜…

J.

(今日は良いや…ストックもあるから
なんとかなるでしょ)

J.

今日はしないと思う!

Na.

なるほど!

Na.

じゃあちょっとお願いがあるんですけど
も良いですか?

J.

良いけどどうしたの?

Na.

今日、まあ明日でも良いんですけど

Na.

僕の家に来てほしいです!

Na.

じゃぱぱさん1人で!

J.

1人?

Na.

はい!出来れば1人で来てほしいです

J.

今からでも行けるんだけど
行っても大丈夫そう?

Na.

大丈夫です!

Na.

よし、これで…

Na.

……

Na.

用意しとかないと…

…気づいてくれると良いんですけど

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