WTさんの短編集2

入試終わったからどんどん書いちゃう

前々からこのネタで書きたいなとか沢山考えてたけど書けなかったから

それを消費していきたくて...

それでは、sm×nkで

ちょっとnkさん報われないかも

(付き合ってます、同棲してます)

smさんちょっとクズかも

nk side.

今日はスマイルと付き合って1周年

スマイルは最近仕事が忙しいからさ、今日も夜遅くまで仕事なんだって

だから俺はスマイルが帰ってくるまでに色々準備しようと思って！

掃除して、料理作って

家事も、終わらせて

スマイルが帰ってくるまでに全部、全部...

やった、のに...

もう日付はとっくのとうに変わってる

スマイルは？なんで帰ってきてないの？

こんなに遅いこと、無かったよね？

付き合ってから周年の日は、必ず2人で過ごすってスマイルが言ったんだ

スマイルが告白してくれた時、とても星が綺麗だった

だから俺は、スマイルのその約束に付け足した

星も、必ず見ようね

って

探しに、行かなきゃ

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

酸素がまともに吸えない

ずっと走って、走って

もうここがどこか分からない

スマイルは、どこにいる？

それしか頭に無くて、

スマイルは生きてるって疑わなくて

スマイルは浮気しないって、疑わなくて

まさか事故に...、なんて思わないし

まさか浮気？なんて思わなかった

それほど、俺は信じてた

俺抜きで楽しそうにしてる彼を見て

あぁ、俺って結局遊びだったのかな

なんて、思いたくもない事を思ってしまう

意を決して話しかけたんだ

手を伸ばしても、彼には届かなかった

なんで？

俺のことはどうでもよかった？

俺の事なんて元から好きじゃなかった？

その場に崩れた俺は、意識を手放した

見上げるとそこは白い天井

薬品のツンとした匂いがする

...なんて、小説の一文にありそうなことを考えた

なかむ

いきなりでごめん、別れてくれ

なかむも見ただろう、あの人のことを好きになっちゃったんだ

ごめん、なかむ

放ったらかしにして

あの後家帰って見たよ

料理とか、掃除とか、色々してくれたんだなって

ごめん、本当に

スマイル

好きだった、のに

捨てられた

俺の事なんて、どうでもよかった

スマイルは、女の人を好きになった

だからもう、男の俺に勝機はないよ

...分かってた、のに

いつかは終わるって

こんなに早く、飽きられるなんて

声は、我慢することを知らなくて

そのまま、寝るまで泣き続けた

退院して家に帰ってきて、

俺はスマイルとの思い出のものを全て捨てた

この家は俺が元々住んでいたからか、スマイルが住んでいた形跡はなかった

...もう、終わったんだ

そう改めて実感する

せめてスマイルからの最後の贈り物だから

って残してたけど、もういらないかな

ﾋﾞﾘｯ、