理解

悲しくないはずがない… 俺だって歌いたい、 声を出して一緒… いつまでもるぅとくんと 一緒に自分の声を届けたい

でも、…

分かってた 辛いよ、こっちだって辛いの

だって…

俺の気持ちは全部歌にのせていた それを受け取ってくれたのは、 それを歌で返してくれたのは るぅとくんだけだった るぅとくんの歌声が好きだった 気持ちを乗せた俺の歌声に 返してくれるような声

いつも笑っていてくれるるぅとくん 夕日の中るぅとくん帰る道 こんな普通の時間がたまらなく 愛おしくてでもいつまでも続くのか 儚くて これからもずっと居たい… そんなことを思って歌ったこの歌 君には届くのかな…

もうもとには戻れない 声のない俺なんかでも るぅとくんは 一緒に居てくれるのかな… いやだ、俺が辛い、 いつまでも歌って隣に居たかった… これは俺の望んだ形の隣じゃない… だからわがままだけど 少しだけ距離を取らせてもらおう るぅとくんなら… 分かってくれるよね…

ｶﾞﾁｬ

るぅとくんと歩いたこの廊下も

一緒に帰ったこの道も 忘れてしまいたい… こんなに辛い思いするんだったら 最初から知らなかったらよかった…

俺の気持ち分かってくれたんだ 形が変わったとしても ずっと一緒… 親友