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s r s n s _

っは ーー 、 疲れた …

大学の講義がやっと終わり、 家に帰ろうとする。

あの事件が起きてから、はや1週間。 女研のメンバーには、俺が頼んだように、 何も伝えられず、生死すら把握していないらしい。

s r s n s _

(そういえば、今日って…)

女研ラジオの日、か。 そう思い、Twitterを開く。

s r s n s _

(ニキの枠か。)

Twitterを確認し、すぐに閉じた。

幸いに、今日は何もなかった、 はず。

s r s n s _

(動画アップしてから
見ようかなあ…… )

サブシラ

『あ゛ーい、どーも。』

サブシラ

『 サブシラですよっと … 』

なんてバカバカしい…名前なんだろう。 こんなんすぐバレる。アホか。

…そう思っても、辞めることは出来ない。

サブシラ

『 今日はなぁ、 コレ 。 』

サブシラ

『 Minecraft 始めてみた!! 』

サブシラ

『 …です。 』

自分でぱちぱちと拍手をする。

そこから延々と開拓を始め、 はや2時間が経過した。

サブシラ

『 あ、もうこんな時間? 』

サブシラ

『 そしたら閉じるかなあ。 』

サブシラ

『 じゃ、 次の動画で。 』

カメラをオフにする。

s r s n s _

( これアップしよ。 )

何気にこれが初動画である。

「しろせんせー」の時のように 初期で伸びるかは分からない。

s r s n s _

( リセットっつー感じで。 )

最寄り駅につき、電車を降りた。

s r s n s _

〜〜っ、はぁ…!!!!

s r s n s _

アップ、した……!

家に帰り、初期設定らに翻弄される。

何とか動画をアップし、反応を待った。

s r s n s _

んじゃ、ラジオ見るかぁ…

s r s n s _

( 楽しみ、かも。)

n k n k

「…あ、聞こえますかぁ??」

k y m r n

「聞こえたらなんかお願い!」

r i c y

「キャメさんのなんかって、
絶対スパチャだよねwww 」

1 8 g o

「 絶対そう!悪いオトコ〜〜! 」

チャット欄には 「聞こえるよーー」という反応が飛び交う。

n k n k

「よっし!なら始めるかあ! 」

n k n k

「僕はニキ、イケメンだよ。」

r i c y

「勘ぐりどんぐり☆
どうもりぃちょです。 」

n k n k

「えっ、あ、ちょ、m」

1 8 g o

「 ガッポンジャポニカ 、
18号です ❤︎ 」

k y m r n

「 俺より登録者多くて、再生数
低いやつ、なにやってんの?w」

k y m r n

「 …キャメロンです。 」

s r s n s _

( おいおいおいおい… )

ニキの反応からして、絶対、絶対 アドリブ。

n k n k

「え、あの、ん??」

r i c y

「っはー…ニキニキ…… 」

1 8 g o

「 アドリブにも対応できないの…? 」

k y m r n

「甘えすぎじゃない?」

r i c y

「それ俺のネタ!!! 」

「やばすぎwwwww」 「ニキニキ慌ててるの可愛い」 「せんせーは?」

s r s n s _

( …あ、 )

俺がいない、という事実に みんなが勘づき始める。

n k n k

「せんせーは…」

n k n k

「 …ボビー、今日欠席だよ。 」

n k n k

「 アレ?アイツ上げてない? 」

n k n k

「 もー…報連相!! 」

ニキがそれらしき言い訳をする。

その声は、少し震えている、 気がした。

s r s n s _

( … ごめん。 )

s r s n s _

……

s r s n s _

どうも、しろせんせーです。

s r s n s _

いやそれ普通の挨拶やないかい!

s r s n s _

あ、見て…?

s r s n s _

入道雲。

……

s r s n s _

恥ず…っ

1人でするんじゃなかった。ウン。

s r s n s _

……頑張れよ。

ここから届くわけが無い。

けれど、青白く光る画面に向かって 吐き捨てるように言う。

そのまま、YouTubeを落とした。

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コメント

2

ユーザー

好き過ぎます、続き待ってます!

ユーザー

めちゃ最高です! 続き待ってます!

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