br視点
shk
br
彼の顔は見えない。
でも分かる。
これは確実に怒っているのだ…
shk
まだ手にきんさんの温もりが残っている。
最後のきんさんの顔、悲しそうだった。
なんでだろう…
僕が何も話さないからかな?
僕が泣いていた…から…?
…都合の良いように解釈し過ぎかな
shk
br
shk
shk
br
そんなこと、言われるなんて思わなくて
僕が、1人で苦、しんでる?
shk
br
shk
shk
何を言っているのだろう。
わからない、僕には何も、
br
shk
shk
br
今、気がついた。
自分の目から絶えず涙が溢れてることに。
きんさんがいれば、仕事なんて全く苦しく無かったんだ。
家に帰ればおかえりって優しく包み込んでくれた。
彼さえいれば、世界が色付いていて、
苦しいこと、辛いこと全部
僕の全てを抱きしめてくれた。
あぁ、僕って苦しかったのか…
彼のいない僕の世界は
とてもとても、生きづらいんだ…
shk
shk
shk
br
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もう僕は僕が一番分からない。
きんさんと別れたのに
僕は、まだ、ずっと…
shk
shk
br
思ったこと…
shk視点
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br
shk
br
shk
知ってるよ
br
br
shk
分かってるよ
br
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きんときと別れてから初めて聞いた、
彼の"好き"という言葉。
誰かに言いたかったであろう、
自分の本心。
shk
俺はそっと彼の手を握る。
ここで俺が抱きしめてやることは
許されないから。
きっと彼がそうして欲しい相手は
俺じゃないから。
br
shk
その答えは自分で見つけるべきだ。
shk
shk
br
自分の本心を
好きな人に伝えるのは
本当に難しいよな。
でも、
俺が出来なかったことを
お前は一度、出来たんだから。
だから、絶対大丈夫だ。
いつの日かの過去
br
shk
br
kr
kr
br
br
shk
あの時のお前は
本当にキラキラしてたよ。
俺には無い、
勇気と笑顔。
不安なんて無いみたいな、
言葉に表せない、そんな感じ。
だから大丈夫。
shk
頑張れ
shk
頑張って
shk
お前が幸せなら
shk
shk
俺も、幸せだから。
br
幸せになったら
あの時みたいな、
眩しい笑顔を見せてくれよ。
コメント
2件
shの言葉がなんか…心に刺さる…!! 「ここで俺が抱きしめてやることは許されないから。 きっと彼がそうして欲しい相手は俺じゃないから。」て言葉が…泣きたくなるくらいに切ねぇ…ッ(泣)「knのおかげで世界が色づいていた」ってのが たまんないよぉ〜(泣)切ないとしか言えない。