/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
轟とかなでは観客席へ向かっていたが、かなではさっきの出来事に怒っていた
轟焦凍
怒ってるのか？
毒島かなで
当たり前です
毒島かなで
本人の合意も無しに勝手にキスしてくるなんて何事ですか？
毒島かなで
あれ僕のファーストキスだったんですよ？
轟焦凍
そうなのか？
轟焦凍
なぁもう1回してもいいか？
と、轟はかなでの顔に自分の顔を近づける
毒島かなで
ダメです……
かなでは轟の口に片手で抑える
轟焦凍
なんでだ？
毒島かなで
心臓が持ちません
顔を赤く染め恥ずかしそうに言った
轟はかなでの唇ではなくおでこにキスを落とした
毒島かなで
焦凍くん。ダメだと言いましたよね？
轟焦凍
あぁ言われたな
毒島かなで
じゃあなんでキスをしたんですか？
轟焦凍
口じゃねーぞ？口が良かったか？
毒島かなで
そういう問題じゃありません
毒島かなで
キス禁止令を出しますよ？
轟焦凍
それは嫌だ
毒島かなで
なら我慢して下さい
轟はシュンとした顔をしたが、かなではそれをわざと無視した
かなでは轟によって観客席に送り届けてもらいトーナメント戦を眺めていた
1回戦目は緑谷vs心操だった
無事に緑谷は勝つことが出来た
その様子にかなではほっとした
心操の個性が洗脳だったため簡単に操られてしまうのではないかと心配していたのだ
でも1つ不思議な事があった
確かに心操の個性に緑谷はかかっていたにも関わらず緑谷は踏みとどまっていた
毒島かなで
(一体何があったのでしょうか……)
かなでは緑谷が心配でA組の方の観客席に向かった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
