俺はゲイじゃない。

俺はイ・ミンホ。

みんなからはリノって呼ばれてる。

何故か分からないけど。

この休憩時間をうきうきで待っているのは

俺の後輩

俺の…​お気に入りでもある

休憩時間になると共に物置部屋にダッシュで行くギジン

最近はずっとあんな感じだ。

普通に社内を走るなと注意しにいくか…​

ｺﾝｺﾝ、

寝るのはっや

最近の俺の休憩時間の過ごし方は

後輩の身体を観察すること

きもいって思ったかもしれないが

本当にこいつの体見てて面白いんだよ。

ギジンの上に跨る

重そうにしてる

ちょっといい気味

こいつの身体の面白いところは

全てが小さい

ギジンの手の平に優しく自分の手を重ねる

…​小さい…​

ギジンの隣に寝っ転がる

顔も小さい…​

耳も…​

鼻も…​

唇も…​

…​唇…​、、

色々と触りながら見ていたからか ギジンが少し不機嫌そうに 眉間に皺を寄せる

人間って寝てるやつを見ると どうしても悪い考えが浮かぶ。

だって寝ているから何してもいいんだ。

記憶が無いし、抵抗もしない。

だったらちょっとくらい

ﾁｭｯ…​

優しくギジンの小さな唇に 自分の唇を重ねた。

俺だって何をしているのか分からない。

寝ているやつに…​

男に…​

自らキスしに行ったんだからな

セーフ…​

…​…​俺…​どうかしちゃったみたいだ

自分からキスしておいて…​

…​…​…​…​勃った…​

心臓バックバクだし…​、、

…​こいつはただのお気に入りなのに…​

俺はギジンをぎゅっと抱きしめる。

もうどうなってもいいや…​寝よ…​

なんだ…​？ マッサージで結構身体軽くなった はずなんだけど…​

腕…​、？誰の腕…​

後ろを見ると

先輩が抱きついていたみたい

…​…​せまぃ…​

さすがに成人男性二人はちょっとキツくて

暑い

綺麗な顔…​

本当に彫刻のような顔立ち

てか毎回ウザイとかしか考えてなかった から気づかなかったけど 普通にこの人デカいんだよな…​

ﾓｿﾞﾓｿﾞ…​

体をクルッと回転させ、先輩の方を向く。

少し鼻にツンと来る匂いだが どこか落ち着く匂い。

この人筋肉すごい！

ちょっと触ってみる

下手に触らない方が良かったかもしれない

耳が真っ赤になってる

また先輩の胸を触る

筋肉で太くなった太もも、 すっごく気持ちくてしばらく触り続けた