マイク
おーい、相澤?
マイクが顔をのぞきこんできた
相澤
…なんだよ
マイク
まーま、そんな不機嫌になるなって!
いつもこいつはこんな調子だ
どうやったらそんなに陽気でいられるんだが
相澤
で、話しかけてきて何の用だ
考え事を邪魔されて
少しイラッとした
マイク
考え事してたから
マイク
俺もなんか力になれねぇかなって…
静かに口を開いた。
相澤
なぁ、マイク
相澤
お前にとって自由ってなんだ
半分冗談、半分本気
マイクは、いつもふざけて返してくる
だから、宛にしないつもりだった
マイク
…自由か。
マイク
俺にとっての自由は
マイク
縛られることじゃねぇかな
縛られること、?
マイク
まぁ、なんだろーな。
解説無しに上手いことはぐらかされた
マイク
相澤は、どう思うよ?
質問を質問で返しやがって…
相澤
俺はわかんねぇから聞いたんだろ
ド正論で返してやるつもりだった
マイク
途中まででいいから考えたこと言ってみろよー
なんて上手い具合に乗せられて
俺も話すことにした
相澤
俺はマイクと違って
相澤
縛られないことが自由だと思うけどな
マイク
ほう?
にやりと、笑ったかと思えば
真剣な眼差しに変わる
相澤
自分で選択できたりだとかって
相澤
自由じゃないか?
共感を求めたが、
マイクは違ったらしく
マイク
選択にも責任が伴うから
マイク
自由ではないと思うけどな
マイク
どちらかと言うと、不自由だろ
不自由
彼女にとっての自由
教えてくれないか






