あれから数週間
これと言って変化はないが、強いていうならば傑にも避け始められたことかな
五条悟
ねえ、傑
夏油傑
ごめん、私用事あるから……
五条悟
そっか、
そしてその翌日に事件は起きた
夏油傑
悟!
五条悟
傑?どした?
夏油傑
最近忙しくて……それであまり遊べてなかったろ?
五条悟
そうだな?
夏油傑
だからこれ!差し入れ!
傑の手には、僕が大好きなサイダーが握られていた
夏油傑
悟サイダー好きだったろ?
五条悟
おう!ありがとな傑!
ちょうど喉が乾いてたこともあり、僕はその場でサイダーを飲んだ
五条悟
ゲホッ
夏油傑
………
五条悟
ゲホッ!?なん、これ
五条悟
い、きがッ
五条悟
すぐ、なんでッ
夏油傑
なんで?
夏油傑
だって、君は……
君は、本物の五条悟じゃないからだよ!
五条悟
え……?
夏油傑
本物は、1年前に実験で○された
五条悟
じっ、けん?ゴホッ
夏油傑
知らないのか!
夏油傑
ここは!
化け物に対抗できる人間を作り出すための高校に見せかけた実験施設だぞ!?
五条悟
あ………
そっか、
そういえば、外の世界は化け物で満ちてるんだ
五条悟
じゃあ、僕、は……?ゲホッ
夏油傑
……私たち実験体には、いつ○んでも良いように血液サンプルを回収されてるんだ
夏油傑
そして、君はその血液サンプルで合成されたクローンだよ
夏油傑
だから君は本物の五条悟じゃない
夏油傑
だから、○す
五条悟
そっ、か
事実を知った僕の脳にはどんどん情報が流れてきた
本物が○んだこと、そして僕は127人目のクローンだということ
そして、今日は12月7日
12月7日は本物の誕生日であり命日
夏油傑
さよなら、127人目の悟のクローン、
五条悟
傑といれて幸せだった、今までありがとう、バイバイ、傑