“場地もエマも、死んじまった”
穂花
うそ…でしょ?
マイキー
俺がこんな嘘言うと思う?
いや、言うはずがない
あの2人が大好きなまんじろーがそんな冗談…
穂花
穂花
どう…して…
穂花
エマちゃん、けーすけ…
マイキー
守れなかった
マイキー
近くにいたのに守ってやれなかった
そっか…
2人がいなくなってしまったからまんじろーはこうなっちゃったんだね
いる場所がなくなって、全部全部失って
穂花
大丈夫、まんじろーのせいじゃない
マイキー
いや、守れるはずだったのに…
穂花
その場に居合わせてなんかいないからあんま大きい口叩かないけどさ…
穂花
エマちゃんもけーすけも、まんじろーの事責めてないんじゃないの?
マイキー
…それは分かってる
穂花
じゃ、気負うなまんじろー
マイキー
ッ…
穂花
自分を責めるな
マイキー
…うん
穂花
ん、それでいい
ずっとずっと1人だったんだねまんじろーは…
でも大丈夫だよ
だって…
穂花
大丈夫だよ、私はどこにも行かない
マイキー
ほんと?
穂花
うん、私まんじろーに嘘ついた事あった?
マイキー
結構ある…
穂花
あれそうだっけ…
記憶にございません…
穂花
いいよ私、ずっとここにいるよ
マイキー
…いいの?
穂花
私の有無関係なくそうするつもりでしょ?
マイキー
まぁ…
穂花
ん、じゃあ決定ね!
マイキー
ん、ありがとう
そう言ってまんじろーはほのかに微笑んだ
穂花
クマすごいし痩せてるし…
穂花
ちゃんと寝てる?食べてる?
マイキー
桃花お母さんみたいなこと言うね
穂花
からかわないの
ペシッ…
マイキー
いた…
穂花
うそ、そんな強く叩いてないよ
マイキー
うん、痛くなかったかも
穂花
あ、そう言えばあのタオルないとまだ眠れないの?
マイキー
眠れないことはないけどあった方が落ち着く
穂花
ん、そっか
闇堕ちはしてるけど
やっぱまんじろーのままだ






