estp×entp

ジリジリジリ…と蝉の声が教室に響く

そう思い始める 夏の放課後

隣に 日差しが当たっているのか。 キラキラと輝いて 机に突っ伏しながら 悩んでいる姿が目に入った。

そう、 今は放課後の学校 部活を抜け出し、2人で 勉強会をしにきた。

なんで勉強会？ となると思うが、勉強は 学生の本文である。 部活をサボって勉強してました などと言い訳しても 大丈夫な…はず。

校則を破った金髪頭がさらりと こちらを向く 心底嫌そうな顔をし、口をきゅっと 尖らせながら見つめてくる。 … 蝉の声が響く

何秒間見つめていただろうか。 まるで猫の喧嘩の様に 睨み合っていたのに。 なんとも言えない、無感情な表情で こちらを見つめていた。

拍子抜けした顔。 よく見ると整っていて 少し驚かされたのは 内緒。

突然の言葉に、次はこちらが 拍子抜けだ。

また、沈黙が続きはじめる 蝉の ジワジワジワ と鳴く音と同時に entpの汗も ジワジワと出始めていた。 エアコンが付いていない教室なので、 もちろん暑くて。 ジワジワどころではない。 顔に熱も集まって。

estpの顔がぼんやりと見える。 なんだ

視界がぼやけ始める。 白く光っていて、何も見えない 声も聞こえずらい…

倒れかけたその時 支えられた感覚がした

廊下に走る音が響く

何か声が聞こえてくる。 うっすらと。

寝起きなのに、容赦がないほど大きい声で 汗をダラダラかき、今にも泣きそうな 目をしているestpがいた。

初めてこんな顔を見た気がする。 基本感情を表に出さなくて なにを考えてるかわからなかった。 俺のために…？

喉が渇いて、カラカラだったから 声が出しにくかった。 estpは焦りながらも真剣に耳を 傾けてくれていた。 伝わらないならこうしよう…と 頭の回転が早いentpは 口パクで伝えることにした。

estpは水を口いっぱいに含めた。 本当にフグになりそうなくらい。 すると 顔をガシッと強引に掴まれ、

ぐぷっ…

キスと同時に口の中に水が流れ込んでくる。 ここはオアシスか…？ 天国か…？？

ごくんっ

飲み込んでしまった。 いや、飲み込まないといけない。

… 今更実感し始めた。

estpの唇が震えて、ひどい顔をしている あんなにキラキラしていて クラスの中心のあいつが 今… また、熱が集まってくる。 けど コイツの顔と比べたら大したものなじゃない。 …これは、いたずら心だ

こんな反応するヤツだっけ。

普通はしないのに。 好きなんだな、俺 コイツのこと

俺は開けるけど

好きだーーーーなんだこれ 胸が ギュンギュンする、苦しい。

お前は 特別

くちゅ、と誰もいない、保健室に響く。 外ではまだ、部活をしている声や環境音が聞こえる 保健室は静かで2人しかいないのに… こんなにも蒸し暑いのだろうか

entpの息遣いが荒くなる。 体力は人並み以上にある方なのに、息が続かない。

ちゅっ

ぢゅぽっ… ぢゅるる… 保健室では鳴るはずのない音と、甘い声。 ギシ…と保健室のベットが鳴る

ああ、好きだ こんなにもすぐに自分の願いが叶うと思ってもなかった。 自分の願いは、ついさっきできたばっかりだけど。笑 また楽しくなりそうだな。 おわりー

どうでしたか⁉️⁉️⁉️😭😭😭😭😭😭😭😭 途中からこの字幕？entpの心情みたいなのがどんどんなくなってったと思うんですけど そこはentpの余裕がなくなる表現みたいな感じにしてみました！！ しかも最初らへんは1ヶ月前に書いて 途中で断念したものでなんか変わってるかもしれないので不安だし あんまえっちシーン書かないので慣れてなかったかもです😭😭 ご覧いただきありがとうございました！！ リクエスト等あれば新しく枠作るのでお願いします！ entp受けが得意なのでぜひ🙏