コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
五話 なんでも。
鎖骨が丸見えで肩が今にでも 出そうな、感じで。 悔しいがこの服は、似合う。
柴(しば)
犬(けん)
ご飯を食べながら、頬をパンパンにして、そう言った。
柴(しば)
犬(けん)
柴(しば)
犬(けん)
ニコニコ笑っている。 ただ、この服を脱がせられない。
――仕方ない、
柴(しば)
犬(けん)
少し悲しそうに、声が小さくなる。
酷いことは、言いたくない、ただ嘘でもいいからどうにかしてその服をぬがせたい。
柴(しば)
犬(けん)
少し困った顔をして、 その服を見ている。 その服の何が、いいか分からない。
だんだん、皿の上にある物が無くなる頃。 ずっとむき出しの首を触った。
犬(けん)
首を少し赤くしながら、そう言った。 ソファに押し倒して、乱れた服の中に手を入れる。
優しく触れるように、そーっと触る。
耳がピクピクして、両手で顔を隠している。
犬(けん)
顔を隠していた手をはなして、俺の頬を触る。 数秒見つめ合って、キスをした。