顔が良すぎて困ってます。

名前なんて覚えてないけど

私には好きな人がいた。

小学生の頃

先生に歯向かう、授業はサボる

わりと問題児だった。

その日も授業をサボって勝手に屋上に入った

高いところは嫌いではなかった

だから屋上から見る景色はすごく綺麗に感じた

それからよく屋上に来るようになった

そしたら、ある日＿。

その日は快晴で

私の小学校の近くにちょうど川があったんだけど

その川が光ってるように見えて

ずっとその景色を眺めてたの

そしたら、

ガチャ

屋上のドアが開く音がした

やばい、先生だ

隠れなきゃ

と思ったけど、足音がしなくて、

私の後ろに人の気配を感じたの

私はそのときこの子に惚れたの＿。

だから、木兎くんを見ているとあの子のことを思い出す

明るくて

うるさくて

でも一緒にいて楽しい

心が動かされるような感じがする

今日もまた1人誰もいない教室で夕日を眺める

みんな私の事嫌ってるから

誰も私に話しかけてこようなんてしない

話しかけてくると言ったら男子

告白される時とか

でも

そのせいで

男たらしだとか

そうゆうことを言われる

まぁ、別に気にしてなんかないし

言われ慣れてるから

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

いっつも1人で慣れっこなはずなのに

なんでこんなに、

こんなに＿

やっぱりやめよ、

この感情を表に出してしまえば、

きっと

私は泣いてしまう

こんな感情いつぶりだろう

ずっと感情を無にして、

生きてきたから

いや、

生き延びてきたから

無にしてたつもりが、心の奥底にはやっぱり感情が残ってるのね

でも、こうでもしないと私は生き延びれない

本当の私はすごく弱いから＿。