くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
お前ら
お前ら
お前ら
私は普通の学生だ。
特別得意なものも、苦手なものもない
クラス内でも可もなく不可もなくというところだ
要するに「普通」
少しアニオタっぽいところがあるが今の時代アニオタは普通の趣味だ
ただアニメにハマり、オタ活をする普通の学生。
お前ら
お前ら
今は「文豪ストレイドッグス」というアニメにハマってる
実際の文豪をモチーフにした異能バトル物だ。
お前ら
お前ら
お前ら
お前ら
そんなことを思い、文ストわん!の11巻を買いに行くところだった
早く読みたいという一心で駆け足で本屋に向かった。
いつもは走らないのに。
ただ少し走ってみようという 気持ちになった
この行動が私の生涯を大きく左右するとは思わなかった。
私は、ダメだと思いながらもつい曲がり角を確認せず 通ってしまった
お前ら
私の体にトラックが衝突した。
ドチャっと鈍い音をたて、私の血を辺りに撒き散らした
全身が痛いし、自分の体かと疑いたくなるほどグロかった
その時何故か担任の先生が言ったことを思い出した
「先生ね、学生の頃自転車でおばあちゃんを引いちゃたことがあるんだけど」
「引いた瞬間って本当にスローモーションになるだよ。」
引かれる側もそうなんだと思った
本当にくだらないこと
それなのに何故だろう
何故こんなにも………
お前ら
お前ら
まだ意識があるのだろう
自分の血が流れ、生暖かい感覚があった
最後なのかと思うと少し悲しくなるような気がした
トラックの運転手は大丈夫だろうか トラウマになってたら申し訳ない
少なかった友達とももっと遊びたかった
私がいなくなった家はどんなものだろう
きっと静かかな
みんな、悲しんでくれるだろうか
あぁ
もう終わりか。
短かった人生だけど楽しかったな。
お前ら
ピピピピと誰でも1回は聞いたことある音が流れた。
寝ぼけた頭では理解するのに時間がかかったがすぐにわかった
これはスマホのアラームの音だ
あぁ、さっきのは夢だったんだと安堵した
きっと瞼が明るいので朝なのだろう
早く起きないと
そう思い目を開けた
お前ら
お前ら
そこには自分の部屋とは似ても似つかないきちんと片付けられ可愛らしい部屋だったのだ
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
くるもち
コメント
1件
これからBL小説になる予定ですがまだどんなCPを出すか決まってないので皆さんの好きなCPを教えてください🙏参考にします。