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助けてくれたのは殺し屋さん。

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助けてくれたのは殺し屋さん。

11 - 取り引きの終わり

♥

83

2023年07月25日

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バンッ

ジミン

銃の弾を避けるなんて、

ジミン

化け物ですね

ヴィットーリア

”最恐の女”だもの

いつの間にかパーティー会場には僕達3人だけ

バンバンッ

ジミン

ッ、、、!

彼女の撃った弾が頬をかすめ、傷を作る

ジョングク

ヒョン!大丈夫ですか?!

ジョングク

あぁ、ヒョンの綺麗な顔に傷がッ、!

ジミン

弾がかすっただけだよッ

ジミン

お前心配しすぎ。うざい

ジョングク

ひどいッ

ジョングク

でもその冷たくされる感じ、好きですよ

ヴィットーリア

お喋りは程々にして頂戴

バンッバンッ

物陰に隠れながら様子を伺う

ジョングク

俺あの人苦手です

ジョングク

あんなの女じゃないですよッ!

ジミン

僕もそれ思ってた

ヴィットーリア

Puedo oírte.(聞こえてるわよ)

ジョングク

聞こえてたみたいです、

ジミン

バカ!お前が大きい声で言うから、!

ジョングク

さぁ、ヒョン。あの化け物を殺しましょう。行きますよ

ヴィットーリア

化け物扱いするなんて、、レディーにそれは失礼ね

ジョングク

レディーなのは見かけだけでしょう

バンバンッ

カチッカチッ

ヴィットーリア

ッ、、、

ジミン

弾切れですか

ヴィットーリア

そうみたい、、降参するわ

ジョングク

、、、

ジョングク

ヒョン、俺がやります

ジョングギが彼女に近づき、銃を向ける

その瞬間、ジョングギの腹部に彼女の蹴りが入った

ジョングク

ッ、、、ふ、

ジョングク

そう来ると思いましたよ、、!

ガッ

バキッ

2人の殴り合いはヴィットーリアの方が有利に見えた。さすが「LASTdance」のリーダー、とんでもなく強い

ジョングク

かはッ、

ジョングギが殺られる、、

バンバンッ

僕の撃った弾は彼女の足に当たる

ヴィットーリア

No me molestes.(邪魔しないで)

彼女はジョングギの銃を奪い、僕に向けた

バンッバンッ

ジミン

ッ、、、近づけない、

このままだとジョングギが、、

僕はどうなってもいい

覚悟を決めた。銃を握り直し、正面から彼女の元へ走る

ヴィットーリア

あら、自殺しに来たのかしら、笑

彼女が僕に銃口を向ける

弾が撃たれた瞬間、僕は床をスライディングし、彼女の足を蹴った

ヴィットーリア

ッ、、!

バランスを崩した彼女を押し倒し、銃口を額に当てた

そして彼女の持つ銃も、僕の胸に押し付けられていた

ジミン

さぁ、どうしますか

ジミン

僕は死んだってかまわない

ジミン

だけど引き金を引けばあなたも死ぬ

バンッ

ジョングギが彼女の手を撃ち、銃を落とす

ヴィットーリア

ッ、、、

ヴィットーリア

ふふ、面白い展開ね

彼女がそう言うと、1人の女性が入って来た

ジミン

!!

ジョングク

!!あなたは、、

ジミン

スア秘書、、

スア

もう秘書ではありません、

スア

あなたのせいで、、妹は死にました。たった1人の家族だったのに、

ヴィットーリア

彼女、きっと役に立ってくれると思って連れてきたの

ジミン

だから何ですか

ジミン

あなたが死ぬことには変わりない

ヴィットーリア

ふふ、それはどうかしら

ヴィットーリア

スア

スアはジョングギに銃を突き付けた

ジミン

!!

ヴィットーリア

あぁ可哀想なジョングク

ヴィットーリア

指示されていない人を殺す訳にはいかない、そして彼女は大金を振り込んだ依頼人よね。なおさら手は出せない

ジョングク

ッ、、、

スアの銃を持つ手が震えていた

ジョングク

全く、、

ジョングク

卑怯な手を使うんですね、

ヴィットーリア

ジミンさん、私を撃てばジョングクも死ぬことになるわよ

ジミン

ッ、、、

ジョングク

ヒョン、、

ジョングク

撃ってください

ジミン

何言って、、ッ

ジョングク

俺は死んでもいいんです

ジョングク

その女を殺してください

ヴィットーリア

、、、きれいごと言わないでよね

ヴィットーリア

気が変わったわ

ヴィットーリア

スア

スア

は、はい

ヴィットーリア

ジミンさんを殺して

ジョングク

!!

ジミン

ッ!!

ヴィットーリア

あなたの復讐したい相手はジミンさんでしょう?殺して

スア

、、、はい

スアが僕に銃口を向けた

バンッ

ヴィットーリア

、、、!

ジョングギが、スアを撃った

スアが倒れる

ジョングク

あーぁ、またヒョン達に怒られちゃいますね

ジミン

、、、ふふ、

ジミン

相変わらず、

ジミン

「悪魔」みたいな男だな

ジョングク

上手いこと騙されましたね、最恐の女のヴィットーリアさん

ヴィットーリア

、、、ッ

ジョングク

俺、Nofaceの中でもかなり問題児なんですよ。指示されていない人も殺しちゃうんです

ヴィットーリア

お金は、、

ジョングク

あぁ、ヒョンにかけられた2000万ですか?もちろん貰ってます。先払い制なんですよね

ジミン

僕2000万もかけられてたの、?

ジョングク

これで、沢山のお金が貰えて依頼人が死んで殺人依頼は破棄されました

ヴィットーリア

最低ね

ジミン

この状況でもまだ喋りますか

ジョングク

ヒョン、殺っちゃってください

ジミン

あなたに振り回されるのはもう終わりです。せいぜい地獄で頑張ってくださいね

ヴィットーリア

ッ、、、あなたのこと、忘れな

バン

ジョングク

うわ、最後まで喋らせてあげてくださいよ、、鬼畜ですね

ジミン

ごめん、顔見てたらムカついて

ジョングク

はぁ、、終わりましたねヒョン!

ジョングク

帰りましょう

ジミン

、、、取り引き、まだ終わってない

ジョングク

え?

僕はまだ死んでない

ジミン

僕のこと殺さないと

ジョングク

、、、ヒョン、まだ死にたいですか?

ジミン

ッ!!

ジョングク

俺はヒョンに死んで欲しくないんですけど、、

ジミン

、、、めずらしく素直だな

ジミン

気持ち悪い

ジョングク

あ!またそういう暴言吐くんだから

本当は心のどこかで、死にたくない、ジョングギと一緒に生きて行きたい、そう思っていたのかもしれない

ジョングク

ヒョンが良ければなんですけど、

ジョングク

Nofaceに来ませんか?

ジミン

ジョングク

ヒョン達もきっと受け入れてくれますよ

ジョングク

それに、、

ジョングク

俺が来て欲しいんです

ジミン

、、、きもちわる

ジョングク

も〜ヒョン!俺泣きますよッ?!

違うんだよジョングギ

すごい嬉しいんだよ

ジミン

帰るよ

ジョングク

はぁい

韓国に帰ってきて、ユンギヒョンが亡くなったことを初めて知らされた

自殺なんて、、ヒョンらしくないですよ

僕をここまで強くしてくれたのはユンギヒョンなのに

ヒョンの遺品を見つめながらそう呟いた

ジョングク

ユンギヒョンに言われたんです

ジョングク

何があっても、ジミニヒョンを守り抜けって

ジミン

!!

ジョングク

だから俺は、ヒョンを一生かけて守りますよ。

ジミン

、、、ジョングギ愛してる

ジョングク

ッ!!

ジョングク

もう一回言ってください!

ジミン

いや

ジョングク

お願いです!録音しなきゃ、、

ジミン

マジ気持ち悪い

ジミン

離れて

ジョングク

ヒョン!俺も愛してますよ

ジミン

ッ、、、//

ジミン

はいはい

ガチャッ

ジン

2人とも無事でよかった

テヒョン

あぁ〜〜じみなぁ〜!死んじゃったかと思ったぁ

ホソク

ジミナが生きてるってことは、ジョングク、、イ・スアは殺したんだね?

ジョングク

(ギクッ)

ジョングク

はい、、、申し訳ございませんでした、、反省してます、ご飯抜きだけはやめてください、お腹ペコペコなんです、、

ナムジュン

まぁ、今回は良いんじゃないですか?笑

ナムジュン

ジミナも無事だし、お金も入ったし

ホソク

そうだね笑

ジミン

僕、、Nofaceに入るって、

ジン

もちろん

ジン

ジミナが来てくれるなら大歓迎

テヒョン

毎日ジミナに会える、、!!

あぁ、やっとここが僕の居場所だと思えた。

ギシッギシッ

ジミン

ッん、、ぅ、

ジョングク

ヒョン、こっち見て

ジミン

はぁッ、、はぁ、

ジョングギの顔を見つめる

ジョングク

ヒョンはもう1人じゃない、ヒョン達も俺もいる。

ジョングク

これからは安心して過ごして下さいね

ジミン

ッ、、、生意気///

ジョングク

ひどいなぁ、、これでもそんな口聞けますかね、、?(ニヤ)

パンパンパンッ

ジミン

んッやぁ゛っ、、!

ジョングク

はぁッ、、はぁッ、ヒョン可愛い

ジョングク

結婚したい、、一生俺の物

ジミン

このッ、、悪魔っ

ジョングク

「聞き飽きました」

ズンッ

ジミン

ぁ゛ッ、!///

ジョングク

愛してます、ヒョン

標的:T病院 院長 ユ・イジュン

かけられた額 2500万円

イジュン

誰だお前はっ、、

ジミン

申し訳ありませんが、、

ジミン

”仕事”なので

バンッ

僕は今まで誰かに頼れなかった

だけどジョングギと取り引きをしたあの日から、僕の人生は変わっていたんだ

生きる希望を与えてくれた彼に心から感謝している

そして気付かされたんだ

これが僕の生きる道だ、と。

END

「助けてくれたのは殺し屋さん。」は終わりましたが、

ユンギとエマの物語を追加で作ろうと思います。

良かったら見てください!

この作品はいかがでしたか?

83

コメント

6

ユーザー

今までなんでこんな神作品に会えなかったんだろう...めっちゃ面白かったです🥰

ユーザー

泣かないわけない😭😭😭😭😭😭😭

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