3話です(ウヒョオ) ※初めての方は1話からどうぞ!
柊木 紬
……ただいま、です
佐野万次郎
ぁ、紬。初任務どう……って
佐野万次郎
ケガしたのか?
柊木 紬
え…っと、ちょっと失敗しちゃって…
灰谷蘭
そーそー、よりによって女の子の顔にさー?
灰谷竜胆
うん、紬にはパーティの
デケェ任務に出てもらいたかったのにな
デケェ任務に出てもらいたかったのにな
灰谷蘭
ほんっと最低(からってやろーw)
グサ、グサ、グサッ!!
三途春千代
ヴッッ……
柊木 紬
だ、大丈夫ですか!?
三途春千代
いてぇ…(心が)
佐野万次郎
パーティ……か、
佐野万次郎
それならあと一ヶ月後にもあった気が…?いやディナーか
灰谷蘭
ちょっと調べるー
カタ、カタッ💻
灰谷竜胆
これって✕✕企業だよな…?
灰谷蘭
裏で糸引いてる○○社の仲間かぁ
三途春千代
そいつのガードクソ硬ぇぞ
佐野万次郎
紬……行けるか?
柊木 紬
えっと…喧嘩の腕はなまってないはずけど、私の顔がなおり次第ですね
佐野万次郎
……!ならキズ治すために早く飯食って寝ろ
灰谷蘭
(ツンデレ……)
灰谷竜胆
(ツンデレ……)
三途春千代
(ツンデレ……)
柊木 紬
はい!では失礼します!
柊木 紬
ここも見慣れないといけないな……
私は蘭さんから借りたマンション に住むことになった
柊木 紬
うーん……畳じゃない…
柊木 紬
(イグサの香りとふすまが恋しいなぁ)
ここで主の豆知識! 『イグサ』とはたたみに使われている草のことです!
柊木 紬
マイキーに言われた通り早く飯食って寝なきゃな
???
なぁ
柊木 紬
…うーーん、
???
おい、起きろ
柊木 紬
……ねむい
ゴロン
???
………こうなったら…
ムギュ(ほっぺを引っ張る)
柊木 紬
いっっ、?!いひゃい……
彰仁
おーきろって
柊木 紬
ぇ、ぁ兄貴…?!
彰仁
おう。俺だ!ねぼすけの紬がやっと起きたぞー!
柊木 紬
!!おはよう……?
彰仁
なんで疑問形wほら!
連れてってやるからこっち来い!
連れてってやるからこっち来い!
柊木 紬
兄ちゃん!
兄の手に触れようとした
その瞬間
パキッ……バラバラバラッ
柊木 紬
……?
柊木 紬
……誰だよお前
柊木 紬
兄ちゃんは崩れたりしねぇ……!!!!!
柊木 紬
…………にい…グスッ、ちゃん…
柊木 紬
はあ…っ、はぁ、
柊木 紬
あーぁ、最悪な夢だな
ボロッ、ボロ、
柊木 紬
……ッちっくしょ、
柊木 紬
出るな、出るな……グスッ
佐野万次郎
……つむぎ
マイキーの声が室内に響く、その時 優しく包み込まれるように 抱き締められた
柊木 紬
マイキー…?
佐野万次郎
遅かったから迎えに来た
昔よりは華奢に見える彼だが、 抱きしめてくれた彼の体は温かく、大きく感じた
佐野万次郎
こんなちいせぇ体にデッケェ闇抱えてんのに、
佐野万次郎
お前は…えらいな。ほんとすげぇ、
柊木 紬
あはは……兄に執着しすぎたのかも…嫌な夢だ((ボソッ
佐野万次郎
…彰仁か(確か初代黒龍の特攻隊…?)
柊木 紬
…''柊木 紬'' 本日をもって佐野万次郎に命を懸けます。
佐野万次郎
…!!急に…どうした?
柊木 紬
私は貴方の下につきたい。
この夢のおかげです
この夢のおかげです
佐野万次郎
ありがとう。紬、彰仁さんもその方がずっと嬉しいかもな、
佐野万次郎
紬は生きたいように生きろ
柊木 紬
マイキー、
懐かしいような、さびしいような、彼の横顔を見つめ、 私はそっと抱きしめ返した
柊木 紬
もう少し、このままで
佐野万次郎
うん、
次回もお楽しみにね!