中学の頃は 。
少女漫画 みたいな 、 素敵 な 恋愛 が 出来ると 思ってた 。
格好良い 、 幼馴染 や 転校生 だとか 。
食パン でも 咥えて 、 曲がり角 で ごっつん 。
私 だって 、 昔 は 憧れた ものだ 。
今なら 断言 できる 。
恋愛 なんて くだらない
... ッ て 。
ピロン
暗がり の 自分の部屋 で 1人きり 。
震えた スマホ を 片手に 開き 、 スレッド に 表示 された LINE の 通知 を 横目 に 見ながら ぼやく 。
そう 軽く 自嘲気味 に 笑いながら 、 誰に 言うまでも 無く 呟いた 。
通知 の 相手 は 私 の 通う 高校 、 《 青葉城西 高校 》 の 所詮 王子サマ 。
送り手 の 欄 には 、 及川 の 文字 。
LINE の 内容 は 、 「 _ _ _ _ _ 」
汐瀬 梨音 / しおせ りおん
青葉城西 高校 / 3年生
女子 バレー部 所属 / ポジション / セッター
毒舌 女子 。
及川 の _ _ _ 。
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コメント
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フォロー失礼します( . .)"