テラーノベル
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おかしい
この俺がこんな奴なんかに殺されて良いワケがない
俺はこんなものじゃない
違う
俺はもっと──
ピピピピピ
目覚まし時計が鳴る
重い瞼を擦り起き上がる
そのまま洗面所に行き顔を洗い寝癖を直す
そして母の遺影に挨拶する
それがいつものルーティン
父は朝早くから出勤で基本的に家に居ない
そんな俺を可哀想と言ってくる輩がいる
だが別に俺は不幸だとは思っていない
俺はこの生活で満足している
まあ誰がなんと言おうが俺には興味無いが
そんな事を思いながらトースターにパンを突っ込む
このトースターも10年以上使っている
そろそろ買い替えの時期だと思うのだが…
俺の親父はそんな気はないらしい
俺が勝手に買おうかな
いや俺にそんな金は無いか
そんなどうでもいいことを考えているうちにパンが焼ける
ちなみにパンは六枚切りで何もかけない派だ
しなっとした感触が口に広がる
やっぱり買い替えの時期だろう
パンを30秒で食べ終え着替えを済ませる
咀嚼したまま鞄を持ち出発する準備をする
口の中が乾くがいつものことだし慣れている
そして去り際にまた母に向かって言う
やはり辞めたほうがいいかもしれない
学校までは基本的に徒歩だ
帰宅部の俺にとってはこれが唯一の運動でもある
家が学校に近くて良かった、とつくづく思う
近くても遅刻することが稀にある
今がまさにそれだ
ギリギリ間に合ったようだ
先生以外他に人は居ないらしかった
よく分からない愛想笑いを浮かべてその場を後にする
…言い訳を考えておこう
ガラッ
盛大に音を立てて教室に入る
言葉を交わしながら自分の席に着く
なんとか間に合った…
安堵のため息を吐きながら視線をある男子生徒に向ける
そいつは他の生徒達と喋っているようで俺が見ていることはバレていないようだった
そいつは俺が唯一嫌いな人間だった
別に嫌いになる要素は無いのだが何故か嫌いなのだ
まあ嫌いな奴はいても俺の生活はそこそこ充実していた
あいつに会うまでは
参加型です
勇者に殺されて転生した悪役がどんな道を歩むのか
みたいな
是非参加してください
設定(前世) 名前 性別 性格 年齢 一人称 二人称 三人称 どのように殺されたか その他 サンプルボイス
設定(今世) 名前 性別 性格 年齢(高校生) 一人称 二人称 三人称 その他 サンプルボイス
でお願いします
前世の記憶は無いので前世の記憶を覚えてる、などの設定は無しにしてください
参加お願いします!
コメント
3件
初見だけど、参加していいですか?
参加したいです🙌