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神校男子が恋した人とは...?

第5話 - 綾の過去

2022年10月04日

#プロセカ

#夢小説

#オリキャラ

めめまるぅ~

綾

今日はショーにお招きして頂きありがとうございます。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

こちらこそ見てくれてありがとう♪

綾

いえ

綾

......

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

(リュックを背負いながら読書をしてるとは....)

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

それはなんの本を読んでいるんだい?

綾

英文です。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

(やっぱり“優等生”は違うな....)

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

( ¯•ω•¯ )じーっ

綾

.....

綾

(なんで先輩がずっとこっち見てくるんだろう....もしかして何かやらかした!?!?いや、でもなんも喋ってないし.....って、それか!!!!喋ってないのがいけないのか!?!?いや、でも喋りすぎると嫌われるかも.....とも喋らないと退屈しちゃうよね!?!?なにか....なにか共通の話題を.....ここの英文分からないって言ってみる!?!?あーでも馬鹿って思われるかも~!!!!!ど、どうしよう...共通してる話題が1個も無い!?!?あー、こーゆー時お姉ちゃんだったらめっちゃ話せてただろうに.....)
※これを2秒で考えてます。

綾

えっと....

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

ん?どうしたんだい?

綾

私になにか着いてます?

綾

(どんな質問内容だよ私ぃぃぃぃぃ!!!!)

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

ﾌﾌｯ

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

いや?けと、

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

優等生だなってね

綾

“優等生”か...(((ﾎﾞｿｯ

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

？

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

どうしたんだい?

綾

あ、いや.....

綾

先輩は私の事どう思っているんですか?

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

ん?

綾

優等生だなって?

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

( Ꙭ )!!

綾

先輩は.....

綾

私の事何も知らないくせに!!!!!!!

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

え....

綾

優等生?ふざけないでください。

綾

上には上がいるんですよ?

綾

私は!!!!!こうなりたくてなっているんじゃないんです!!!!!!!!

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

（._.）……

綾

‪Σ( ˙꒳˙ ;)ﾊｯ!

綾

ご、ごめんなさい.....

綾

ここからは独りで帰るので大丈夫です.....

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

悪かったね......

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

君の過去を忘れていたよ.....

綾

........

2年前...

てぃーちゃー

白石さん

てぃーちゃー

これからも期待していますよ

綾

ありがとうございます。

当時私は優れた“才能”を持っていた

私はなんだて出来た。周りからは“優等生”と言われ、

先生や両親から期待をされてきた。

けれど人間関係はダメだった。

クラスメイト

綾ってなんでも出来るからって調子乗りすぎだよね~(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

分かる。内心自分はすごいとか思ってそうだよね~(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

だよね~(((ﾎﾞｿｯ

綾

(聞こえてるっつーの....)

クラスメイト

綾ちゃん今回の定期テスト国語と社会100点だったんだね~!!!凄いよ!!!!!

綾

(あれだけ沢山勉強したもの....)

綾

ありがとう、でも、

綾

貴方も勉強すれば100点取れると思う

綾

頑張って。

クラスメイト

え、あ、あぁ....

クラスメイト

聞いた?(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

うん。なんか上から目線だよね...(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

こっちだって勉強してるっつーの(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

簡単に言わないで欲しいよね(((ﾎﾞｿｯ

クラスメイト

どうせ“才能”だけだろ?(((ﾎﾞｿｯ

綾

ｯｯ.......

綾

？

綾

(あれ?屋上が空いてる....?)

綾

.....?

綾

(人がいる.....)

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

ここの景色は綺麗だよね...

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

みず.....

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

ってあれ?

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

瑞希くんではなかったのか

綾

その方は別の方ですね...

綾

(確か3年の神代類.....?)

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

何故貴方がここに?

綾

.......

綾

たまたまです。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

へ~そうかい

綾

それでは.....

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

消えたいんじゃないの?

綾

え....?

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

屋上に来る人はいつもそうだ。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

理由がある。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

どうしたんだい...?

綾

......

この人になら打ち明けていいと思った。

常日頃努力しているのに“才能”の一言で片付けられてしまう事。

姉の方が馬鹿なのに私より人生楽しそうなこと。

“優等生”って距離を置かれること。

私は全てを話した。

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

....

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

大変だったね...

ʓ Ɩ ıﾊﾟｲｾﾝ

(｡-ω-ヾ(∀｀｡)ﾎﾟﾝｯ

綾

..... .ᐟ‪.ᐟ‪

綾

やめて!!!!!!

綾

同情は要りません。