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車で送るだけのはずが気づいたら森さんの部屋のすぐそこまで来ていた
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溜息を吐いて少しして、森さんの部屋の目の前までやってきた。
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おぶられた中也は恐怖故か私の襟元をキュッと掴んだ
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またひとつ、先刻より大きく息を吐いてノックを3回する
すると、
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と、数年ぶりの声が聞こえてくる
其れに緊張しつつ、
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と、、森さんに、何故か敬語で話し始めてしまった
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部屋に入り、話を切り出さずにいると森さんから会話のきっかけをくれた
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言いたいことがあり過ぎる、 私のせいで中也が盲目なんて、
言ったら、本当に中也は、、、
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私が言いたかった事をさらりと言ってのけた。
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中也は処置室へ運ばれた。 処置室、という名であるが、中には色んな器具が備わっている。
流石元軍医、、
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中也が検査をしている間、私は待合と兼ねた一室に案内された。
そこでも落ち着いてはいられない。
立ったり座ったり、出された茶を飲んだり、
そわそわとしていると
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森さんがやってきた
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所謂事情聴取、、、
間違えたことを言わない様に言葉を選ぶ
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一瞬、空気が変わった気がした。
声色一つ変えず話を聞いていた森さんの表情が歪む、
私を責め立てる表情では無く、ひとまず話を続ける
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言い切った、、、
私のせいだと。
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森さんに捨てられる、
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中也のためだから。
この言葉だけ、昔に戻ったように、懐かしい気がした。
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コメント
2件
太宰さぁぁぁぁぁぁぁぁん😭‼️ちゅやの為に組織に戻るとか…中也好きすぎだろ…ほんと最高です😇😇😇 やっぱり何回見ても神すぎますね。とても好きです。きょうかさんの不穏Love…🫶🏻