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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

君が死んでから。

っ、””っ、…泣

母は泣いていた。

毎日のように泣きじゃくっていた。

jp🦖

ー。

俺は涙なんか流さない。

分かりきっているから。

こんなことになるのは。

でも、

jp🦖

…ッ、ー。

心がしんどいのは気のせいだろうか。

君が死んでから一週間。

jp🦖

……あはは、っ、…

jp🦖

この動画面白いなぁ、……はは、っ、

俺は笑えなかった。

机にはプリントだらけで学校にはいけなかった。

jp🦖

……ー。漁るか。

jp🦖

((ごそごそ、

jp🦖

ー。……え、⁇

jp🦖

な、なにこれ、…

それは、

死んだ君からの手紙だった。

jp🦖

なんでこんなところに、……っ、⁇

jp🦖

……((ぺらっ、

jp🦖

……君へ。

tt⚡️

『この手紙を見てるってことは俺はもうこの世にはいないんやな…笑』

tt⚡️

『今、どうしてる⁇』

tt⚡️

『俺がいなくてもそのままかな⁇それとも寂しい、⁇』

……寂しい。

寂しいに決まってる。

jp🦖

…っ、…””

tt⚡️

『俺はずっと独りで友達なんかとは笑い合えなかった』

tt⚡️

『そんな時に君と出会ったんだよ⁇』

tt⚡️

『…昔、君の絵を見たんだ。』

tt⚡️

『その時俺の世界が変わったような感じがして、…すっごく…良かったんだ』

jp🦖

……うん。

tt⚡️

『だから高校で出会った時には一瞬見間違いだと思った』

tt⚡️

『でも、…君だった。あの時、恋をした君だったんだよ、…笑』

jp🦖

ー。っ、そんなに昔から、……”ッ…

tt⚡️

『君は知らなかったかもしれないけどさ、俺ずっと君の事を見てたんだ。』

jp🦖

っ、…うん、。

tt⚡️

『だから、専属の絵師になってくれた時には心臓が止まりそうだった。』

tt⚡️

『あの、大好きな絵がまた見られるって』

tt⚡️

『ー。ずっと、…このまま、時が止まってればいいと何回も思った。』

tt⚡️

『…でも、俺は』

tt⚡️

『余命があるんだ。』

tt⚡️

『だから時間は限られているし、いきたいところは全部回りたかった…”ッ…』

tt⚡️

『でも、俺は、…車椅子生活になって、遊園地とか水族館とか、…いけなかった。』

tt⚡️

『すっごく苦しかった。』

tt⚡️

『何度も死のうとも考えた。』

tt⚡️

『でも、死にそうになるたびに君の顔を思い出す。』

tt⚡️

『これで頑張れたんだよ、笑』

jp🦖

ッ、……””うん、”ッ…

tt⚡️

『余命のある俺でも接してくれてありがとう』

tt⚡️

『余命のことも、受け止めてくれてありがとう』

tt⚡️

『俺に本当の笑顔を教えてくれてありがとう』

tt⚡️

『最後に』

『俺のために泣いてくれてありがとう』

jp🦖

っ、””ッぅ”ッ…ぁぁ、”ッ……泣

jp🦖

っ、””どうしよう、”ッ…

jp🦖

大好きだ””ッ……‼︎

jp🦖

君が…”ッ…死んでしまった君が、””ッ…今更好きだ、…

jp🦖

どうして、””ッ…

もっと前に気づかなかったんだろう。

jp🦖

((ぺら、っ、

jp🦖

あれ、もう一枚、…

tt⚡️

『君と一緒にみた、海』

jp🦖

ー。

jp🦖

ッ、””また、ッ、泣かせんなよ、”ッ…

それは澄んだ青空の下にある海を描いた絵があった。

そこには2人の男子高校生が楽しそうに笑っている。

jp🦖

ー。…っ、

jp🦖

もっと、”ッ…もっと、””ッ…

生きていて欲しかったな。

next→1000♡

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