視界がぼやける
泣いちゃだめ
怖い…
抑えて…
泣くな
知ってたよ
俺には興味無いってこと
浮気してるって事
でもショックだったな
気持ち悪い
だなんて
胸がきゅッと苦しくなった
走って走って…たどり着いたのは
紫くん。 君の家だった
ピーンポーン
君は目を見開いて言った
ってね
君の優しい声を聞いて安心した
部屋の中は俺の家とは違い とても暖かくて優しい香りがした
紫くんは
やっぱり優しいな
…
すぐ帰ってくるやろ
遅い
何してるんや
赤…
通話
00:00
早く赤探さんといかんのに。
腹の底から出た声で言った
ツーツー
通話が切れる音が静かな部屋に響いた
驚いた
涙や鼻水で ぐしゃぐしゃな君がいたから
とっさに出てきた言葉だった
そう言って中に入れてあげた
1度深呼吸して話してくれた
あまりにも残酷な話だった
飽きられ浮気をされ 最終的には暴力
当たり前だが腹が立った
そして言った
そう言った瞬間顔が埋まってる場所がじんわりと温かくなった
頷く君
通話
00:00
って君は暗い声で言った
そう言い通話を切った
手をぎゅっと握った
橙くんとは別れようと思う
俺…やっぱり優しい紫くんが 好き
抱きしめてくれる君が好き
くしゃっと笑ってくれる君が好き…
俺は決意を決めた
ピーンポーン
出てきてすぐ君は 俺の目を見てこう言った
そう告げられた
怒りが込み上げてきた
なんでや
俺はもう赤なんて興味無い
と,思っていただけなんか?
紫くん…
信じられなかった
昔はあんなに甘えて来た赤が…
俺にはもう好意がない…
紫くんのヒミツを知っているからこそ 言えた一言
それに対して君は
冷たい目でそう言ってきた
さよなら
本当は
愛していたよ
勇気を出せ俺
言うぞ。
振られてもいい だから返事をちょうだい?
いつの間にか君の腕の中だった
強く抱きしめた
とっても安心した
顔が熱くなっていく
そう…からかってきた
紫くんがお風呂に入っている間 家の中を見て回った
そう呟きドアを開けた
ガチャ
中には
俺の写真がたくさん貼ってあった
早く逃げなきゃ
後ろを向くと怖い顔の君が立っていた
低くて太い声で言われた
風呂から出ると赤くんに ヒミツの部屋を見られていた
赤くんはこちらを向き驚いていた
驚いていたっていうより… 焦っていた…かな?
そう言うと泣きそうな顔をした
まぁバレたならしょうがない
そう言い残し倒れた
これでずっと一緒だよ。
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
10件
やばい、好きすぎる、、、、 これだからじぇりーぬとななもりーぬ推しは辞められん、、、
紫くん?ん?ヤンデレ落ち? ん?え?