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夏祭りへ来た
毎年一人で行っていたが、今年は違う。
結愛
こいつを好きかと言われれば好きなのかもしれない。
結愛
冬弥
冬弥
冬弥
結愛
結愛
冬弥
結愛は人混みを利用してどこかへ行ってしまった。
冬弥
冬弥
少しだけ寂しかった。
冬弥
冬弥
そのまま、俺は引き寄せられるように金魚すくいの屋台へ向かった
冬弥
「あいよ」とおっちゃんは返事をした。
俺は金魚をじっと見つめていた。
捕まえようとそっと近づくと逃げていく。
捕まえようとしても、捕まえられずに
諦めかけた。
俺は金魚に対して興味がなくなってきた。
もういっそのことわざと破って終わらせようかな。
そして金魚の方へもう一度近づけて捕ろうとする。
今度はなぜだか金魚が捕まえれた。
手に入れた瞬間、なおさら興味がなくなった。
そのまま金魚の屋台を後にした
もうすぐ花火が打ち上がります
そう、放送が聞こえた
俺は最後に花火だけ見ようと見やすい位置へ向かった。
花火が次々と打ち上がる中、皆は恋人を横に笑っていた。
俺は花火には目もくれず、辺りを見回していた
そうすると結愛の姿が見えた
俺は結愛と声を出そうとした
だが、その声を必死に堪えて止まった。
結愛は他の知らないやつと花火が舞い上がる中、キスをしていた。
俺は、なぜかわからないけど涙が出てきた。
冬弥
後悔はしてない。
あいつが幸せなら全部何でも良くなった