ゆあ
れれ~
ゆあ
一緒に帰ろ?
れれ
うん!
先生
れれさん
れれ
はい?
先生
今日少し残って
もらってもいい?
もらってもいい?
れれ
あ…
ゆあ
いいよ!大丈夫!
私は先帰ってるね!
私は先帰ってるね!
れれ
ごめんねゆあ、
みんな帰っちゃったと
思うのに
みんな帰っちゃったと
思うのに
ゆあ
大丈夫大丈夫!
ゆあ
頑張ってね!
れれ
うん!
ありがとう。
ありがとう。
れれ
気をつけて帰ってね
ゆあ
うん!れれもね!
れれ
うん!
ゆあ
バイバイ~
れれ
バイバイ!
先生
ごめんなさいね
残ってもらっちゃって
残ってもらっちゃって
れれ
大丈夫ですよ!
一時間後
れれ
終わったーー
先生
ありがとう。
助かったわ。
助かったわ。
れれ
いえいえ!
れれ
私はこれで!
先生
お疲れ様。
さようなら。
さようなら。
れれ
さようなら!
あー遅くなっちゃった、 もう日が暮れちゃうよー。
早く帰ろ。
その瞬間。私は階段を 踏み外してしまった。
れれ
キャー!!
れれ
あ、危ない、危ない。
奇跡的に手すりに捕まることが 出来て助かった。
れれ
びっくりした、
れれ
ここで好きな人が
出てきて助けてくれる
とか夢のようなこと
あったらいいのに。
出てきて助けてくれる
とか夢のようなこと
あったらいいのに。
れれ
あ、いけない。
早く帰らないと。
早く帰らないと。
走って下駄箱に向かった。
ガタッ!
れれ
えっ。
誰もいないはずの下駄箱から 物音がして私は立ち止まった。
恐る恐る除いてみると…
れれ
え、?
れれ
らい?
れれ
なんでここに?
らい
あ、えっと、いや、、
れれ
誰か待ってたの?
らい
おう。
れれ
そうなんだ!
らい
…おう。
れれ
優しいんだね!
れれ
じゃあ私はこれで!
れれ
バイバイ!
少しだけどあえて良かった。 バイバイが言えたこととか ほんとに嬉しかった。
らい
れれ
?!
らい
お前。
急に足が動かなくなったと思ったら 腕を捕まれていた。
れれ
え?私、が、なに?
らい
お前だって。
れれ
なにが??
らいの顔を見ようとしても 下を向いてて表情が全くわからない
らい
お前を待ってたの。
れれ
え?
れれ
なんで…
らい
なんでもなにもないよ
らい
俺はれれが好きだ。
れれ
え、?
状況が読めない。全く読めない。 でも今告白されたんだよね? 返さないと、言わないと、
私も好きだって。
れれ
わ、私も、
らい
え、、
れれ
私も好き!
らいのことが好き、
らいのことが好き、
らい
ほ、ほんとに?
れれ
…うん!
恥ずかしかったけど言えた!
らい
え、めっちゃ
嬉しいんだけど
嬉しいんだけど
らい
ありがとう!
れれ
うん!
らいは満面の笑顔で笑っていた。
泣きそうな表情をしながら。