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どんなに泥酔しててもどんなに傷ついても家族とか、自分の子供に手を出すのはダメだと思う(マジレス) 心が見えるのも、嫌なスキル着いちゃったのねえ…、、
7話-###-
17になった頃から
母さんは夜職を始めた。
母親
維芳
出勤前はいつも楽しそうだった。
母親
母親
維芳
母親
維芳
毎日
一瞬だけ
「このまま他の男とでも消えて 帰ってこないで欲しい」
と頭によぎる
維芳
母親
22時を回った頃
夕飯を作ってテーブルに置く
自分の分は食べて
母さんの分はラップをかけておく
維芳
ベッドの上で
枕にもたれて占いの本を読む
数時間経って寝ようとした時
ガチャ…
維芳
玄関の開く音が聞こえた。
足音が近づいてくる
酔っているのか不規則な足音
寝室の扉が開く
いつもの母さんじゃない
多分泥酔してる
母親
維芳
維芳
母さんは
キラキラしたドレスのまま
ベッドの上に乗った
母親
維芳
俺の上にまたがって馬乗りになった
維芳
母親
体を起こそうとすると
維芳
無理やりキスをされた
母親
維芳
仕事でどれだけ飲んだのか
酒の味がした
母親
維芳
母さんは俺の服のボタンを外し始めた
維芳
肌に当たる母さんの手は冷たかった
維芳
俺の肌に母さんの胸を当てられる
母親
母親
維芳
母親
維芳
維芳
口に舌を入れられて
酒の味が強く伝わって来る
母親
母親
維芳
維芳
母親
維芳
母親
母親
母親
泣きながら俺に抱きついて来る
維芳
母親
母親
母さんの頭を撫でると
変な声が聞こえた。
私には、維芳だけ
もう何もいらない…
維芳がいないと生きていけない…
皆んな嫌い…
維芳
今の状況で
なんの声か一瞬で理解できた。
「母さんの心の声」
維芳
手の甲に痛みが走り
視界が変になる
維芳
手の甲を見ると
前に刺された傷が
目になっていた
維芳
母親
維芳
母親
母親
維芳
母親
維芳