nmnm ご本人様とは一切関係ございません 先天的女体化🐤(⚀)💎(⚁) なんでも許せる方向け スクショ、パクリ、TERROR以外の他SNSでの拡散等の言動は「固く」禁止ます
Nai
Hoto
Hoto
Nai
明らかにいむから避けられた
理由なんてきっと俺と見ている君達の想像通りだろう
気まずいのだ
それは俺も同じな訳で けど、それで逃げてても何も解決しないから今日話し掛けた
案の定避けられたけど でも、俺は逃げたいむを追うほど執着もしてなかった
しょうがないじゃん だって俺はそういう男なんだから
I
Nai
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Nai
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Nai
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I
Nai
Nai
Nai
Nai
Nai
Nai
Nai
I
Nai
I
I
I
俺は机に伏せたまま、頷く
また……3人で……なんて、まろもまろで俺ら2人の間に挟まれるのは気まずいだろうに、そんなこと言えるまろが優しいんでしょ
俺は……八方美人なだけだよ。
Nai
まろは俺の肩をポンと叩いて、俺を1人にしてくれた
Nai
チリトリでゴミを掃きとり、ゴミ箱に捨てる
Nai
Nai
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
Liu
Nai
いむの件で...なんていむを言い訳には使いたくないが、あの出来事からりうらも無意識で警戒してしまう自分が不甲斐ない
この調子でりうらにも……
いや、そんな決めつけはりうらに失礼か
Nai
Liu
Nai
Nai
Nai
Liu
Nai
Liu
Liu
Nai
わざとらしく耳を塞ぐと、りうらは綺麗な眉にギュッと力を入れた
Liu
Liu
Nai
Liu
Liu
Nai
Liu
俺の今の気持ちを知らないりうらからして見れば本当におかしな奴だろう
けど、安心したんだから 顔の筋肉位緩んでしまうのも普通だろ
Liu
Liu
Nai
Nai
Liu
りうらから貰った輪ゴムを手首に通す
するとやはりりうらの手は俺の体に触れた それは磁石同士が引き寄せられるようにピッタリと
Nai
Liu
かくして いむとのいざこざ、まろ含めた3人の仲 何一つ問題は解決しないまま
りうらとのショッピングは始まった
Liu
Liu
Liu
Nai
Nai
Liu
Liu
Liu
りうらは目を輝かせて嬉々とした声を上げる
2つ外に出て気づいたことがあった
それはりうらの姿が俺以外にも見える事 もう1つはりうらが鏡や、ものの反射で姿が見える事だ
Liu
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
Liu
Nai
Liu
ピンを選ばせてる間に俺も好きに店を回りたかったが、如何せんりうらから物理的に離れることが出来ないため、付き合うしかなかった
俺はピンを持ってないし、違いもよく分からないけど、綺麗や可愛いって事くらいは流石に分かる
並ぶピン達は華やかな物から可愛らしい物まで幅広く取り揃えられていた
Liu
Liu
りうらが手に取ったピンは金色で、装飾も一切ないシンプルなデザインのピンだ
Nai
Nai
Liu
Liu
りうらはピンを優しく握る
長いまつ毛に遮られた瞳は愛おしそうに揺れていた
Nai
Liu
Liu
りうらはオシャレで小さな紙袋を抱き締めて、今にもスキップしそうな程喜んでくれた
こんな素直に喜んでくれたら俺までも嬉しい
Nai
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
このクソガキ…
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
単純で良かった
Liu
りうらは目をキラキラさせてアイスクリームを頬張る
あれ……デジャブ…?
う……昨日の、アレが……ッ
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
Liu
Nai
Liu
Nai
Nai
食べ終わったりうらは口の端にアイスを付けていた
やばい本当にデジャブ過ぎて怖い...
居たたまれなくて、ソワソワしている俺を他所にりうらは俺が言う前にペーパーで口端のアイスを拭いた
Nai
Liu
Nai
Liu
Liu
Liu
そう言って睨みつけられる
こればっかりはしょうがない… 色々あるんだ。俺にも
Liu
Nai
りうらの手が伸びて耳元の髪に触れる
Liu
ニヤリと口角を上げるりうら
女友達の手が髪から離れる
こいつ実は全部分かってんじゃないのか??
Nai
Liu
Nai
Liu
Nai
さっきまで俺はこんだけりうら...女友達と関わることをビビっていたのに、不思議と今は体を前のめりに笑っていた
彼女
彼氏
彼女
あ、やばい非リアのメンタルが(( こんな公の場でイチャつくなよ虚しくなるわ((
Liu
Nai
Liu
Nai
え??むっっっず 好きの意味か……いやいむが言ってる好きは付き合ってくださいって意味だろうけど…それをりうらにまんま伝えたくないな……
Nai
Nai
Liu
Nai
いやいやいやいや!! 待て俺 1回深呼吸だ。吸って〜!吐いて〜
Nai
Liu
Nai
間違っては無い ただ言うに事欠いて欲しい
Nai
Liu
Nai
Liu
いやマジでコレはりうらが悪いだろ
あーまじ調子狂う
Nai
Liu
Liu
Nai
紙袋からピンを取り出す 照明に当たって金色が輝いた
長いまつ毛を伏せてりうらは無言で俺に身を任せる
Nai
Liu
両手がやっと空き、長い前髪を手に取る りうらの髪は纏まりつつ、ツヤがあった
七三分けの様な止め方もあったが、きっとそれをすればりうらの事だし「え〜もっと可愛いのがいい」とか言われそう
それならと、頭の上で前髪を止める所謂ポンパというものをした
Nai
ゆっくりまつ毛を上げるりうらと目が合う
夕焼けに顔を染めて、今まで見えにくかった顔が良く見えた
小さな顔にそぐわない大きな目、小さな鼻と口はツヤりと光り蠱惑的な雰囲気を纏っていた
Nai
Nai
咄嗟に自分の口を手で塞ぐ
俺は今何を言った
なんで言った
いや、確かにりうらは綺麗な部類に入るだろう けど、それを無意識で口に出すなんて...
そんなのまるで────
Liu
Liu
Nai
Liu
りうらはついでに買った鏡を使って色んな角度から味方を確認している
楽しそうにキャッキャ騒ぐりうらは、本当に1人の女の子のようだ
あ、そういえば昨日買ったのりうらにまだ上げてない
Nai
Liu
Liu
Nai
Nai
Liu
Nai
Liu
早速パケからプランパーを取り出すために手の甲同士を次は合わせてりうらの動かすままに手を任せる 俺はりうらの横顔を黙って見つめた
あ、りうらプランパーの開け方知らないよね
そう思って反対の手を伸ばしたが、りうらはあっさりとプランパーを開けてみせた
Liu
Nai
Liu
りうらは自慢げに鼻を鳴らした
鏡と睨めっこをしながらそっとプランパーを塗る
桜色の唇に赤が乗る
Liu
Liu
Nai
りうらは必死に唇を手の甲で擦る
Liu
Liu
Liu
Nai
Liu
唇を手だけでは飽き足らず舌でも拭くと
Liu
Nai
Liu
Liu
Liu
Nai
Nai
喜んだと思ったら痛がって、怒ったかと思ったらまた痛がる姿につい笑いが込み上げてしまった
最低?いやマジで面白いから マジで
Liu
Nai
Nai
Nai
Liu
Nai
Liu
Nai
すっかりへそを曲げたりうらに平謝りをして、まだ込上げる笑いを押し殺した
Nai
Liu
Liu
Liu
Nai
りうらの体が徐々に透明になる
まるでアニメのワンシーンのようだ
なにこの典型的な急展開 せっかくりうらと仲良くなってここでお別れ?
は??ふざけんなよ???
Liu
Liu
Nai
Liu
Liu
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
Nai
Liu
りうらの一声で俺の饒舌は途切れた
唇を噛む
Liu
Nai
Nai
Liu
Nai
Nai
タダをこねる3歳児のような言葉しか出てこない
りうらの目が見れない
Liu
Nai
Liu
Liu
Liu
りうらは今にも消えそうな位透明になる
周りの目なんか気にならなかった
Nai
Liu
Liu
Liu
りうらは最後に顔を綻ばせて女の子のように笑った
もう見慣れてしまったりうらの顔が消え 繋がっていた手がホロリと雪が溶けるように消える
Nai
Nai
唇がピリリと痛む まるで辛いものを食べたかのような痛みだ
俺の女友達は最後にとんだ置き土産を残して消えた
悲しいはずの別れを、ほんの笑いに置き換えれるあいつが俺はやっぱり好きみたいだ
Hoto
I
Hoto
Nai
Hoto
I
Nai
Hoto
Nai
Hoto
Nai
Hoto
Nai
Nai
Nai
Nai
I
Hoto
Hoto
Nai
Nai
Hoto
Nai
Nai
Nai
Nai
Hoto
Hoto
Nai
Nai
Hoto
Nai
Hoto
I
Nai
Hoto
I
Hoto
Nai
俺の青春はまだもうちょっと続けそうだよ
りうら
𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_好きになった日 𝑒𝑛𝑑
コメント
2件
💬失礼しますっ! お話もイラストも本当に最高です🥹💕 お互い両片思いだったんですね🥲💞 最終話とても面白かったです👊🏻💖