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先生

でーあるからして〜…

tigi

授業は嫌いだ

潔と話せないから

しかも、同じクラスになったとして席がだいぶ離れる

千切 真ん中ら辺 潔 1番前ら辺

くそッ苗字があ行だったら…ッ

まぁそんな事考えても仕方がないし

取り敢えず、潔を後ろから見つめておく

ノート取るところは取って

後は、潔観察(?)をする

大体それで時間は過ぎる

そして、今日も潔は可愛い

世界一

先生

はーい、授業終わりー、明日は席替えです、まぁ、高校生だし、特に楽しみじゃないよな

tigi

え…?

席替え?まじ?

先生

では、気をつけて帰る様に〜

明日、席替えかぁ…

tigi

潔の隣が良いなぁ…、

他の人にとっては、今俺が呟いた事は「好きな子の隣が良い」「仲が良い子と隣が良い」と言っている様なものだが

これは違う

俺にとって「潔の隣」それは神域に入ると言うのと同じだ

俺にとって神秘的な場所、清き場所なのだ

まぁ、でも、現実だ

そんな、叶うはずがない

tigi

tigi

神社にでも行こうかな…

俺は、何かを願う時いつも神社に行く

神社で願った事は大抵叶う

神様はちゃんと俺を見てくれてるんだよな

きっと

tigi

パンッパンッ (2拍手)

潔の隣になりますように_

一礼

tigi

あ…お賽銭…

tigi

…(五円投げ入れた

チャリンッ

tigi

ご縁があります様に…

tigi

何っつって…(笑

tigi

あー…やば、今のでご縁無くなったかも…

tigi

tigi

帰るか…

随分真っ暗になってしまった…

tigi

早く帰ろ…

タッタッタッタッ

あれ、あそこに居るのって…

tigi

…潔、?

isa

ん?

isa

お!千切じゃん!

潔は俺の存在に気づくと、無邪気な子供の様な表情を浮かべ、此方へ寄ってきた

可愛過ぎるぞ…ッ

isa

こんな時間に何してたんだ?

tigi

寄り道してた

tigi

最近日没が早いよな…

isa

そうだよな〜、部活も終わるの早えんだよ…、

isa

千切もそう思うだろ?

潔はそう言うとむすっとした顔で俺に同情を求めて来た

tigi

あ、嗚呼、そうだな…

その顔も良いな…

tigi

潔は何してたんだ?

isa

あ?俺?

ガサッ (袋)

isa

買い出し!

tigi

偉いな、潔は…

isa

そうか?

潔がキョトンとして此方を見ている

やばい、心臓嬉しすぎてはち切れそう…

isa

じゃあ俺もう帰んなきゃ!

isa

また明日な!千切!

フリフリ

tigi

うん、また…明日…、

楽しい時間は随分と早く終わるものなんだな

tigi

はぁ…

tigi

俺も帰ろ、

明日がいい日になりますように 【潔の隣になれたら良いな】

俺は潔世一の事が__です

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