彩葉
彩葉
"たまたま"見かけたシャオさんに 後ろから声かける
シャオロン
振り返るなり黙ってしまった
彩葉
シャオロン
彩葉
彩葉
彩葉
ツインテールに結んだ自分の髪を 指にくるくると巻きながら言う
見せるためにわざわざ結んで来たのは 言わないでおく
シャオロン
言わないつもりだったのに
彩葉
彩葉
シャオロン
じりじりと近づいてくるシャオさん
思わず後ずさりしてしまう
シャオロン
無言でシャオさんの腕がこちらに伸びてくる
彩葉
ギュッと目を瞑る
ふと、髪に違和感を感じる
彩葉
目を開けると、シャオさんは 私が使っていたはずのヘアゴムを持っていた
結局、いつも通りただ髪を下ろしているだけ
彩葉
やっぱり子供っぽかったかもしれない
シャオロン
シャオロン
シャオロン
そう言ってヘアゴムを渡してくれる
嬉しいことを言ってくれる
彩葉
シャオロン
少し照れている様子がまた可愛らしい
彩葉
シャオロン
彩葉
彩葉
シャオロン
コメント
19件
神作です本当に尊すぎてやばしです。いやほんとに小説の書き方がうますぎる!もう師匠として崇めてもいいですかね!? シャオちゃんが可愛くて尊いですありがとうございます
2人にはよ付き合って欲しい