一覧ページ

光を失った二つの頭脳

第5話 - 第五話

153

2024年11月09日

#文スト腐

#乱太

#暗い

宵月🌙(活動休止中)

太宰

『乱歩さん』

乱歩

『ん〜？』

太宰

『もし私が死んだら、貴方はどうしますか？』

乱歩

『僕も死ぬ』

太宰

『そ、即答ですね､､､』

乱歩

『太宰がいない毎日なんて生きてる心地がしない』

太宰

『そう、ですか？』

乱歩

『うん』

太宰

『じゃあ、私がいなくなったらどうします？』

乱歩

『､､､それは､､､逃走ってこと？』

太宰

『はい』

乱歩

『､､､血眼になって探すかな､､､ものによるけど』

太宰

『もの？』

乱歩

『逃げた理由が太宰にとって辛いことなら、探す』

乱歩

『でも、特に理由はないなら、太宰は戻ってくるって信じて待ってる』

太宰

『､､､っはは』

太宰

『なんですか、それ』

乱歩

『そのまんまの意味なんだけど』

乱歩

『何がおかしいの』

太宰

『いや、乱歩さんらしくないなぁって』

乱歩

『いいだろ。ほっとけ』

太宰

『ははは､､､ははは』

乱歩

『ﾑｯ､､､』

乱歩

『もう笑うなっ！ﾑﾆｯ』

太宰

『いひゃ！ごめんなひゃいぃ！』

乱歩

『あははは』

はぁ、何やってんだろ、僕

､､､もう、太宰は戻って来ないのかな､､､？

？

お前、まさか探偵社の､､､

ん？

なんだ、

素敵帽子くんか

中也

なんだってなんだよ

いや、つまんないものに声かけちゃったなぁって

中也

誰がつまんねぇもんだよ

､､､､､､､､､､､､､､､

中也

なんかあったのかよ

､､､太宰が失踪した

中也

は？

原因は、僕

中也

でもあいつ、手前のこと､､､

僕だからこそだよ

中也

どう云うことだよ

僕は太宰が知られたくないと思っていたことを推理した

太宰の目の前でそのことを云ったら半狂乱になってどこかへ行っちゃった

中也

､､､､､､､､､､､､､､､

中也

なんだ、そんなことか

そんな、こと？

何云ってるの？

なんで“そんなこと”で括れるの？

君は太宰の何が判るの？

中也

判る

､､､え？

中也

俺を誰だと思ってる

中也

こう見えても、結構あいつを見てきたんだ

中也

あいつを殺す為にな

､､､､､､じゃあ､､､

じゃあさ、

僕は、どうすればいい訳？

中也

簡単な話だ

中也

手前の気持ちを正直に云えればいい

､､､､､あ､､､､､

中也

あいつが本気で惚れた手前なら、きっと大丈夫さ

中也

じゃあな

､､､､､､､､､､､､､､､

みんな、ごめん

谷崎

乱歩さん､､､

国木田

こちらこそ、済みませんでした

国木田

､､､乱歩さん

国木田

我々は、たしかに乱歩さんがどんな気持ちで今回の件と向き合っているかは判りません

国木田

ですが、俺たちだって、できることはあります

､､､､､､！

国木田

我々にも手伝わせてください

国、木田､､､

与謝野

そうだよ

与謝野

妾達は探偵社なンだ

与謝野､､､さん､､､

らんぽ

､､､ありがと､､､

らんぽ

､､､ありがと､､､

らんぽ

､､､ﾌﾗｯ

国木田

乱歩さん？！

らんぽ

ｽｰｽｰ

谷崎

寝て､､､ますね

与謝野

当たり前さ

与謝野

立っていられるのも不思議なくらい弱ってたンだ

与謝野

鏡花

与謝野

そこの掛け布団かけてやりな

鏡花

判った

光を失った二つの頭脳

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

153

1件

神絵師すぎます…… 今回はぴえんで良かった〜続き待ってます👍🏻 ̖́-

宵月🌙(活動休止中)

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

光を失った二つの頭脳

第5話 - 第五話

作者の他の作品すべて見る

#文スト腐の新着小説
一覧

関連するタグ

光を失った二つの頭脳

第5話 - 第五話

作者の他の作品すべて見る

#文スト腐の新着小説一覧

関連するタグ

#文スト腐の新着小説
一覧