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駒鳥
ふらついた僕の体を支え、頭を撫でて くれる手からは優しさが感じられる
駒鳥
母の期待に応えられない
そんな僕は失敗作だ
頑張っても、頑張っても
何度、間違えたかな
きっと、捨てられてしまう
「いらない子」だと
僕はただ、母に
みてほしかっただけ
愛してほしかっただけ
僕を産んで幸せですか
僕が生まれた意味はありますか
僕か失敗作ではなく
期待に応えられる子であれば
愛してくれましたか
駒鳥
駒鳥
剣持
駒鳥
駒鳥
剣持
駒鳥
加賀美
加賀美
甲斐田
甲斐田
剣持
甲斐田
不破
駒鳥
加賀美
不破
駒鳥
お世辞でも、いや お世辞じゃないのかもしれない
だって、剣持さんのご友人？だから
僕の音を、褒めてくださる方がいる
僕自身を、褒めてくれるかのように
胸の中がこそばゆい
駒鳥
母の期待に応えられない、 そんな気持ちは雨が降っているけれど
剣持さんの言葉で、 心は晴れやかだ
駒鳥
剣持
剣持
駒鳥
嫌いだった雨が、梅雨が
少し好きになれた瞬間だった
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