神楽
神楽
神楽
神楽
神楽
ルカ
X
海星
勇輝
響明
湊
まあ、皆と同じように 僕も学生時代、いじめられてたみたい
でもそこまで被害はなかった。 陰口叩かれるとか、無視されるだけ。
でもなんか、段々酷くなっていった。
?
?
響明
でもね、僕にも仲間がいたんだよ!
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
そう言ってくれるのは嬉しかった。 俺も、心開いていってさ。 星蘭がいるから耐えれるって思ってたんだ。 でもさ。明らかに変な怪我が増えたんだよ、星蘭。
聞いても「なんでもない」ってはぐらかすだけだし。
必死に問い詰めたらさ
星蘭
そう言って笑ってた。 その様子を見て、俺の中の何かが弾けた。
その放課後、果物ナイフを買った。 切れ味が良い、高いやつ。
次の日、学校にナイフを持っていった
それ振り回してやったんだ。虐めてきた奴らの目の前で。
すごい狼狽え始めたから、本当に刺してやった。
何とも思わなかった。 いや、少し楽しかったかな?
その様子、星蘭に見られてたみたいで。
星蘭
そう。僕の名前は零。 響明っていうのはあだ名。 星蘭から呼ばれてた、ね。
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
響明
星蘭
星蘭
響明
ショックを受けたんだ。 星蘭にだけは、感謝してもらえると思ってた。
ありがとうって。でも少しやり過ぎかなって。笑ってくれると思ってた。
だから僕は。
星蘭
響明
響明
星蘭
響明
星蘭
響明
星蘭
星蘭
星蘭
響明
響明
星蘭
響明
星蘭
そう言って星蘭は、俺の手からナイフを奪って。
自分の胸に、突き刺した。
響明
響明
響明
気が付いたら、涙が頬を伝ってた。 その時に気が付いたよ。 嗚呼、俺も
響明
響明
ただ泣いた。泣いて泣いて、死のうとした。
響明
手が動かなかった。金縛りみたいだった。星蘭が言ってた"呪い"っていうのも、間違ってないなぁって思った。
響明
勇輝
海星
響明
ルカ
響明
響明
星蘭
星蘭
響明
星蘭
星蘭
響明
響明
星蘭
X
勇輝
湊
ルカ
星蘭
星蘭
響明
響明
小さいナイフが宙を飛び、響明の胸を 突き刺す。
海星
勇輝
海星
湊
X
ルカ
ずっと考えてる。
響明さんは、本当に悪い人だったのか
なぜ死んだはずの星蘭さんが、海星さんの人格として存在しているのか。
答えは出ない。でもそれでいいんだ
あの二人は、二人のままで。
神楽
神楽
神楽
神楽
神楽