この世には立ち入ってはいけない
〝聖域〟という物がある
それは目に見えるわけでもなく
誰かに区別されるようなものでもない
足を踏み入れてしまうのは免れないことなのだ
世間は常に情報で溢れている
尽きることの無いニュースは今日もタンタンと流れ込んでくるのだった
クラスメート
クラスメート
近江 りさ
クラスメート
クラスメート
近江 りさ
ビシャッ。
私は帰り道いつもと違う道を通った。そこには見知らぬ建物があり興味本位で、引かれるようにその建物の中へ入っていった。危ない外観。やばい所だということは何となく分かっていた。もうそんな事どうでもよかった。
近江 りさ
ガチャン。
広いホールには扉の閉まる音が響き渡る。
恐怖をも感じてしまう空気に私はこの場を出ようと思った。
ガチャガチャ。
近江 りさ
近江 りさ
入って来た扉が開かないのだ。
近江 りさ
タンタンタン。
遠くからの足音。
段々近づいてくる。
近江 りさ
???
???
金髪の男が言った。誰だこの人…
私の足は震えていた。そう、恐怖心だ。、
???
???
???
私の心はもう諦めかけていたのかもしれない。
???
???
近江 りさ
???
???
???
???
本当の笑顔では無いことを私は分かっていた
メイ
メイ
メイと名乗った金髪の男はしゃがみこんで私の目の前に来た。
メイ
メイ
その人は不気味な笑顔でそう言い放った。
近江 りさ
メイ
メイ
メイ
近江 りさ
それしか口に出なかった。死にたくないい、その選択肢はとうに捨てられてしまったのかもしれない。
ガク
メイ
メイという男は銃を構えた。
メイ
バァンッ!!
ホールに銃声が響き渡った。その銃弾は私の横を通り過ぎていった。
メイ
メイ
目を開けた。
そして私は生きていた。
近江 りさ
ガク
メイ
ガク
ガク
メイ
メイ
近江 りさ
近江 りさ
近江 りさ
ガク
ガク
ガク
メイ
彼らは母の名前を知っていた。
4年前に亡くなった母の名前を。
ガク
ガク
私は母のことを知りたくてその人たちについて行くことにした。
母とどういう関係か。 母の死に関係しているのか。
♡100でつづき!!
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