彼女は魔法だって使える

なぜか怪獣は私を見て驚いていた

そう決めて技を出そうとした瞬間

私は理解ができなかった

今まで私が倒した怪獣達は叫び声などばかりで日本語なんて一言も喋らなかった

なのにこいつは日本語を喋った

人型と何か関係しているのか？と私は少し疑問に思った

怪獣は少し動揺した後

そう言った

正直違うと思っていたから衝撃だった

困った

仲間なら任せようと思ったが

怪獣と言うのがあまり良くなかったからだ

そこで私はある提案をした

しばらく怪獣は考えた後

怪獣は暗い細道を走っていった

私は怪獣が見えなくなったのを確認した

私は2人のところへ歩いて向かい腰を下ろした

2人の体の位置こちから血が出ていた

私はそう言ってピンクの髪の防衛隊の子の胸ら辺に耳を近づけた

ﾄﾞｸﾝｯﾄﾞｸﾝ

ピンク髪の人が起きてしまった

どうやら私の声は聞こえていなかったようだ

そういうと目を閉じた

私は立ち上がって防衛隊を探しに行こうしたら目の前から1人、見覚えのある人が少し小走りでやってきた

保科副隊長だ

正直、あの電柱のポスターを見た後防衛隊に会うのは避けたかった

やはりバレてしまった

つい私は焦りすぎてカタコトになってしまった

鋭い副隊長

この状況は流石にまずいと感じた

だから前みたいに走って逃げる事にした

ﾀﾞｯ。私は話の途中で走り始めた

そう思った私が馬鹿だった

保科副隊長は昨日の反省を生かして

瞬時に私の腕を掴んできたのだ

そう言って私の腕をｸﾞｯと引っ張って両手で私を完璧に捕まえてきた

そう言って私から手を離した

抜け出せた後私は体を上にグーンと伸ばした