一覧ページ

七つ子は各寮長に愛される

第38話 - 波乱な寮長会議と不穏の音

162

2025年06月24日

#ツイステ

#夢小説

月城さくら

主

皆さん！

主

こんばんは！＼(^▽^)／

主

いやー、今年の夏は

主

やばいですね😱

主

しっかり水分補給して

主

くださいね！

主

私も気をつけます‼️

主

では、

主

お話に入りましょう！

主

どうぞ‼️

放課後...

鏡の間

学園長

えー、ではこれより10月に行われる寮対抗マジカルシフト大会についての寮長会議を始めます。

学園長

最初に大会運営委員長である

学園長

オクタヴィネル寮のアーシェングロットくんから報告があります。

アズール

運営委員長のアズール・アーシェングロットです。

アズール

よろしくお願い致します。

アズール

ではまず会場となるコロシアム周辺に

アズール

設置予定の出店についてですが

アズール

外部企業枠、内部部活枠共に全て埋まりました。

カリム

おっ！

カリム

いいねえ。

カリム

賑やかになりそうじゃないか。

アズール

各国のロイヤルゲストへの招待状は全て送付完了。

アズール

観客席のチケットの売れ行きも順調です。

アズール

そして今年も例年同様、多数のテレビ局と

アズール

新聞社より取材申し込みが来ています。

ヒオリ

(エースくんが言ってた通り大規模な大会みたい...。)

ヒオリ

(私も気を引き締めないと....)

カリム

この大会は世界中が注目してるもんな。

カリム

この学園に入学する前は、

カリム

オレも招待状くるのが毎年楽しみだったっけ。

カリム

あ、王族なんだし、レオナんちにも招待状が来てただろ？

カリム

小さい頃、会場ですれ違ってたかもな。

レオナ

......さぁな。

レオナ

どーでもいい。

ヴィル

今年こそウルトラヴィジョン対応の崩れないベースメイクを完成させなきゃ。

ヴィル

運動量が多いから、お直しの回数が増えるのよね。

リドル

はぁ......メイク直しのためにタイムアウトを取るのは

リドル

ポムフィオーレ寮くらいですよ。

ヒオリ

(^-^; )ｱﾗﾗ

イデア

なんでみんな顔出し生放送に対して前向きなん？

イデア

こちとら想像するだけで吐きそうなんですけど？

アズール

ゴホン！

アズール

みなさん、お静かに。

カリム

あ、悪い悪い。

アズール

オンボロ寮を除き、

アズール

各寮出場選手が決定し次第、登録書類の提出を。

アズール

提出期限に1日でも遅れた場合......

リドル

もちろん失格、だね？

アズール

いえ。

アズール

別途処理手数料をいただきます。

アズール

特急料金というやつですね。

リドル

なっ.....ボクはそうやって例外的なルールを作るのは良くないと思うけど！

カリム

ハハハ！

カリム

オレはありがたいけどな〜！

学園長

君たち、話が脱線していますよ。

学園長

さて、次に対戦表の話ですが.....

学園長

私からひとつ提案があります。

リドル

提案？

学園長

今大会から、ディアソムニア寮寮長.....

学園長

マレウス・ドラコニアくんを殿堂入り選手とし、

学園長

出場を見合わせてもらおうかと思うのです。

カリム

えぇっ！？

レオナ

.....どういうことだ？

学園長

ドラコニアくんが入学して以来、

学園長

ディアソムニア寮に当たった寮は全て無得点のまま完敗。

学園長

ディアソムニア寮の得点は100点を超え、

学園長

そしてその9割以上は彼が1人で決めた得点です。

ヒオリ

す、凄い...。

カリム

確かに。

カリム

去年オレたちが当たった時は手も足も出なかった。

イデア

ゲームバランスぶっ壊れ性能のチートキャラ無双でしたな。

学園長

この大会は単なる娯楽ではありません。

学園長

新たな才能を持つ魔法士を発掘するために、

学園長

世界中が注目しています。

学園長

それにも関わらず......

学園長

対戦相手どころかディアソムニア寮の選手も一度も魔法を披露することなく試合が終わる。

学園長

異常事態と言っていい。

イデア

あー、わかる。

イデア

俺つえー展開も連続すると萎え。

学園長

マジカルシフトプロリーグを目指す生徒が数多く所属する、サバナクロー寮。

学園長

学園設立以来、3位以下に転落したことがなかった優勝常連寮です。

学園長

それなのに.....

学園長

この2年はトーナメント1回戦でディアソムニア寮と対戦したばかりに、

学園長

どちらも初戦敗退。

学園長

これではプロリーグ関係者の印象にすら残りません。

学園長

選手の将来にも関わります。

レオナ

......今年も俺たちが無様に負けるって言いてぇのか？

学園長

私だって言いたくて言っているわけではありません。

学園長

とにかく、殿堂入りの件はすでにドラコニアくんに内諾を得ています。

学園長

あとはみなさんの合意を得るだけです。

レオナ

は、舐められたもんだ.....

レオナ

俺はな、センセー。

レオナ

“お前は絶対に一番になれない”ってハナから決めつけられることがこの世で一番嫌いなんだよ。

学園長

いえ、そういうわけでは.......

レオナ

じゃあどういうわけだ？

レオナ

第一、マジフトは力押しでやるモンじゃない。

レオナ

ココ(頭)でやるモンだろ？

カリム

オレは頭でもマレウスに勝てる気しねーけどなー。

レオナ

フン、お前はな。

レオナ

だが、俺は違う。

レオナ

確かに力押しじゃあ誰もあいつに勝てないだろうが、

レオナ

おつむのほうは違うはずだ。

アズール

ほう？

レオナ

グレート・セブンの百獣の王も、

レオナ

努力と知恵で王の座を勝ち取った。

レオナ

お前らも頭絞って考えろよ。

レオナ

あのバケモノに勝つ方法を！

レオナ

もし勝てたなら、そのチームを世界中が称賛するだろうぜ。

レオナ

千載一遇のチャンスをみすみす逃すのか？

ヒオリ

(その考えもあるよね...)

ヴィル

たまにはいいこと言うわね。

ヴィル

アタシも学園長の提案はナンセンスだと思っていたところよ。

ヴィル

才能ある者を排除する。

ヴィル

それってアンコンシャスバイアス......

ヴィル

無意識の偏見ってものじゃない？

ヴィル

アタシ、そういうの嫌い。

リドル

ボクもヴィル先輩の意見に賛同します。

リドル

それに一魔法士としても、戦う前から匙をなげるような真似はしたくありません。

レオナ

あのお高くとまったスカし野郎の悔しがる顔が、

レオナ

世界中に放映される。

レオナ

想像するだけで鼻歌が歌いたくなるじゃねぇか。

レオナ

なァ？

ヒオリ

う〜ん....💧‬

アズール

ふふ。

アズール

それは視聴率が取れそうな画ですね。

カリム

うんうん。

カリム

仲間はずれはよくねーよな。

ヒオリ

カリム先輩、、、多分意味合いが違うかと...。(ｺｿｯ)

カリム

ん？

カリム

そうなのか？

イデア

えっ、何この流れ？

イデア

殿堂入りでいいって思ってるの、僕だけ？

レオナ

ってわけで、センセー。

レオナ

マレウスの殿堂入りの話はナシだ。

学園長

やれやれ......わかりました。

学園長

しかし、今年も同じような状況になるなら、

学園長

来年こそ彼を殿堂入りにしますからね。

レオナ

好きにしろ。

アズール

では、本日の「マジフト」の議題はこれで終了です。

アズール

みなさん、各種書類の提出をお忘れなく。

アズール

僕としては忘れていただいても構いませんけどね......

アズール

フフフ。

学園長

では、これで解散......。

レオナ

おい、センセー。

レオナ

まだ、あるだろ？

学園長

へ？

レオナ

こないだの、膨大な魔力反応について詳しく聞かせて

レオナ

もらおうじゃねぇか。

ヒオリ

！

ヴィル

それは、アタシも気になっていたの。

ヴィル

確か、反応はハーツラビュル寮からだったわよね？

学園長

え、いや、あの。

レオナ

それから.....てめぇ

ガシッ(ヒオリを抱き寄せる)

ヒオリ

え、？

レオナ

クンクン....

ヒオリ

ﾋｬｯ......！///

レオナ

.....やっぱりだ、こいつから魔力の匂いがする。

アズール

では、魔力反応の元はヒオリさんで間違いないようですね。

レオナ

だが、なんで魔力のなかった人間が魔力を発現してやがる。

ヒオリ

あ、あの！

ヒオリ

は、離してください！

レオナ

あ？だったら魔法でも使ってみろ。

ヒオリ

うっ....

バッ！(ヒオリの腕をつかみ引く)

ヒオリ

わっ！

スッ(ヒオリを抱き寄せた)

リドル

強く引っ張ってしまって済まない、ヒオリ。

ヒオリ

い、いえ、大丈夫です！///

レオナ

おい、リドル。

レオナ

どういうつもりだ？

リドル

どうもこうも、いきなり女性に触れるのは

リドル

どうかと思いますよ、レオナ先輩。

レオナ

それは、お前も一緒だろ？

レオナ

はっ、それともなんだ、

レオナ

リドルてめぇ、そいつに気があるのか？

リドル

それは、レオナ先輩には関係ありませんよね？

リドル

気安く彼女に触れないでいただきたい。

アズール

(なるほど....興味深い。)

イデア

アズール氏、、、何か企んでるわ...。

カリム

なんだなんだ？

カリム

一体どういうことだ？

ヴィル

全く、話が脱線してるわよ。

ヴィル

学園長、どういうことか説明を求めるわ。

学園長

いやー、私にも何が何だかよく分からないんですよね〜。

学園長

いきなり光出して発現したものだから何がなんやら.....

イデア

そんなこと....いきなりありえます？

イデア

何か......隠してるとか？ﾌﾋﾋ......

学園長

と、とにかく原因は調査中です‼️

学園長

それでは、私は忙しいのでーーーー‼️

ビューン！

レオナ

ﾁｯ...

レオナ

また逃げやがった。

リドル

話は終わったね。

リドル

行くよ、ヒオリ。

ヒオリ

は、はい。

バタンｯ

アズール

まったく、学園長にはしっかりしてもらいたいものです。

ヴィル

そうね。

ヴィル

まあ、今はとりあえずマジフトに集中するとしましょ。

カリム

結局、リドルの件はなんだったんだ？

イデア

.....さあ。

レオナ

ﾁｯ....

アズール

とりあえず、解散しましょう。

カリム

そうだな！

ヴィル

ところで、今日の寮長会議......

ヴィル

またマレウスだけ呼び忘れてないかしら？

カリム・アズール・イデア:あっ！

階段

ハーツラビュル寮生A: そろそろマジカルシフト大会の選手選抜の時期だな。

ハーツラビュル寮生B: 何か寮長にアピールする魔法考えてる？

ハーツラビュル寮生A: あたりまえだろ？こないだクルーウェル先生に見せたら好感触だったんだ。

ハーツラビュル寮生A: 寮長に披露するの楽しみ......

ってうわああぁっ！？

バタンｯ‼️

ハーツラビュル寮生A: うぅっ........痛ってぇ！

ハーツラビュル寮生B: お、おい！どうしたんだよ急に階段から飛び降りたりして！

ハーツラビュル寮生A: 足がっ.......いてぇ........ッ！

ハーツラビュル寮生B: えぇっ！？とにかく保健室に行くぞ！

？？？

シシシッ♪

トタンッ....

ｽﾞｽﾞｽﾞ...

主

今回はここまで！

主

近々早めに出せるように頑張らせて

主

いただきます！

主

では、

主

また次のお話で

主

会いましょう！

主

(*>∀<)ﾉ))またねー

七つ子は各寮長に愛される

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

162

2件

そりゃレオナさんならやりかねないわ…(⌒-⌒; )

リドルパイセンかっこいい… 今回の作品も最高でした！次回も楽しみにまっています！

月城さくら

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

七つ子は各寮長に愛される

第38話 - 波乱な寮長会議と不穏の音

作者の他の作品すべて見る

#ツイステの新着小説
一覧

関連するタグ

七つ子は各寮長に愛される

第38話 - 波乱な寮長会議と不穏の音

作者の他の作品すべて見る

#ツイステの新着小説一覧

関連するタグ

#ツイステの新着小説
一覧