澪
朱里...?
カーテンの隙間から差し込む 光が眩しくて目を閉じる
朱里
...っ、澪ちゃん?
目を開けると満面の笑みを 浮かべたいつもの澪がいた。
澪
「澪ちゃん」...?
なんか朱里にそう言われると背中がくすぐったいなぁ、
なんか朱里にそう言われると背中がくすぐったいなぁ、
澪
...ふふ、おはよう
朱里!
朱里!
澪
あ!澪ね、すっごい
発見をしたんだよ!
発見をしたんだよ!
澪
なんと冷蔵庫にケーキが入っていたの、2つも!
朱里
...あ、
うん、後で一緒に食べようか。
うん、後で一緒に食べようか。
澪
やったあ、澪甘いもの大好き!
朱里
...澪、
澪
ん?
聞きたいことが 山のようにある。
しかし、今の澪から その答えが返ってくるとは 思わなかった。
それでも
澪が何度、記憶を失っても 私がここに居る限り 澪を守ればいい。
朱里
...
ずっと一緒にいようね、澪
澪
ふふっ、なんかプロポーズ
みたいだね。
みたいだね。
朱里
確かに、でも私達女だよ。
シミュレーター内では 歳はとるのだろうか。
現実世界で死んでいる私は もうここでしか生きられない。
死んでいる私。 この思考は、どんな仕組みで 成り立っているんだろうか。
目の前にいる澪は 今、幸せだろうか。
澪
うん、でもそう言ってくれて
嬉しい!
嬉しい!
澪
...ずっと一緒だよ
朱里。
朱里。
朱里
うん
ありがとう、澪。
ありがとう、澪。
朱里
...ケーキ、食べようか。
澪
やったー!
澪
...ねぇ朱里?
朱里
うん?
ケーキを頬張りながら 澪が言った
澪
澪の日記、
昨日のページだけ
黒塗りされてたの。
昨日のページだけ
黒塗りされてたの。
澪
何か知ってる?
朱里
黒塗り...
いや、私も
昨日の記憶は少し曖昧で。
いや、私も
昨日の記憶は少し曖昧で。
そもそも、澪は昨日 日記を書いたのだろうか
朱里
...澪は昨日のこと、
覚えてないの?
覚えてないの?
澪
うん...
ずっと頭にモヤが
かかってるみたいで、
ずっと頭にモヤが
かかってるみたいで、
朱里
そっか。
きっと疲れてるんだよ
今日はゆっくり休んでて。
きっと疲れてるんだよ
今日はゆっくり休んでて。
澪
うん、わかった
ありがとう
ありがとう
澪
...ケーキ、ごちそうさま!
美味しかった!
美味しかった!
澪
朱里もちゃんと休んでね!
朱里
うん。
朱里もちゃんと休んでね!
うん。
ケーキを食べ終わった2人が 画面の中で動く
先生
...






