ガチャ
るぅ💛くん
ころちゃんおかえり!!
ころ💙くん
るぅくんただいま!!
ころ💙くん
いい子にしてたよね??
るぅ💛くん
うん!
るぅ💛くん
窓は開けてないし、ピンポンも出てないよ!
ころ💙くん
えらいねー♡
ころ💙くん
いーこいーこ!
るぅ💛くん
えへへ、、♡
これが僕の日常
帰ってきたら愛してるって伝える
ころちゃんも僕を愛してくれる
ころちゃんは 美味しいご飯を作ってくれるし、
一緒に寝てくれる
なによりも 僕にだけ
その目を
愛しくてたまらないっていう目を
向けてくれるのがうれしい
これが僕の全て。
幸せすぎるかな?
つい、ほんの少しだけ
魔が差したんだ。
ピーンポーン
るぅ💛くん
、、
ピーンポーン ピーンポーン
るぅ💛くん
、、、
るぅ💛くん
また、、
ずっと気になっていた
毎日、同じ時間
同じように、同じ人が
玄関のチャイムを鳴らしに来るんだ
るぅ💛くん
、、、
返答がないことが分かると その人は去っていった。
るぅ💛くん
誰なんだろう、、
毎日、毎日家に来ている
それだけで怖いはずなのに、
僕は不思議と恐怖を感じなかった。
なにか、、
その人には悪意は感じられなくて、
いつもはバレないようにするのに
声を出して呟いてしまった。
ガコン!!
るぅ💛くん
!!
大きな音がした。
玄関のドアから
1メートルの鼻先にある、その扉から
なのに、、なんで?
るぅ💛くん
怖くない、、
ドアが壊れていたら危ないから。
本当に、確認するだけだから。
ころちゃんへの言い訳も 思いついてしまっていた
ガチャ
だめだ、
だめなのに、
るぅ💛くん
あの、、
?
!!
?
やっと出てきてくれたッ、、






