コメント
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初コメ失礼します! 最高ですね❤︎良ければ 続き待ってます( *´꒳`* )
神すぎたんで、フォロワーさせていただきました!*_ _)続き待ってますっ!
はわぁ好きだぁぁぁぁ💜((
「さんきゅ」
ユンギ先輩がそう言って ボールを受け取ってくれた。
ただそれだけのことが嬉しくて。
僕の考えていることが、 ユンギ先輩にも通じて
2人のバスケを作るのが、 すごい楽しかった。
僕達はバスケを通して繋がりあえる。
もちろん普段だって仲良くしたいけど、 とりあえずそういうものが 一つでも見つかって、
僕は今とても嬉しい。
お互いのしたいプレイが重なった時の、 ゾワッとするような感覚の余韻が とても心地よかった。
スホ先生
スホ先生が僕のことを呼んでいる。
そうだ、終わったら来いって 言われてたんだった。
テヒョン
大きな声で返事をして、 駆け足で向かった。
Yoongi
ああ、楽しかった。
久しぶりに、 いや。初めてかもしれない。
お互いの呼吸があったときの、 ゾワッというような感覚。
もう一度テヒョンとのバスケを 思い出して
俺は最強の相棒ができたことを、 嬉しく思っていた。
神様。 俺にテヒョンに 近づく権利はありません。
でもせめて、 あいつとバスケで繋がり合うのだけは 許してくれませんかー。
ジミン
グク
突然、奥の方で 争う声が聞こえる。
声からして 4人位で争っているようだ。
ユンギ
俺は一応副部長だし、 行かないわけにはいかない。
俺は声のする方へ向かった。
そこにいたのは、 1年生のジミン、ジョングク。
それから、 A、Bだった。
どうやら、 ジミンとジョングクがAとBに キれているようだ。
ふたりとも 今にも殴り掛かりそうな顔をしている。
ユンギ
ユンギ
言いかけたところで、 足元の「あるモノ」に目がついた。
ユンギ
それは滑り止めで汚され 真っ白になっていた、
テヒョンのバスケのカバンだった。
滑り止めを塗った手の跡がついており、 故意に汚されたのは一目瞭然である。
ユンギ
すみません、と ぼそぼそ呟くAとB。
ユンギ
どうしてやったのかを問う。
生徒A
そのあともダラダラと言い訳じみた ことを続けるAとB。
要約すれば、 長くやっていた自分より上手かった テヒョンが気に食わなかった
ということだ。
ユンギ
ユンギ
「俺が許さねぇ」
俺はAとBに、 テヒョンが帰ってくる前に 綺麗に洗っておくよう言った。
残された、 俺とジミンとジョングク。
騒いだことを謝る2人に、 俺は首を振る。
少しの沈黙の後、 ジミンが小さな声で遠慮がちに
俺に質問してきた。
ジミン
ユンギ
ジミンは言いづらそうに続ける。
ジミン
今テヒョンのために先輩は怒ったから 不思議に思って、
と付け足すジミン。
グク
ズキン、と胸が痛むのがわかった。
ユンギ
ユンギ
近づいちゃだめなんだ。
かすれた自分の声が耳に届く。
グク
グク
ああ、胸が痛い。
テヒョンがまだ帰ってこないのを 確認してから、
俺は口を開いた。
ユンギ
ユンギ
俺がここに引っ越したわけ。
俺がテヒョンに近づいては いけない理由。
まだテヒョンも知らない、 俺とあいつのー。
「隠された過去」
テヒョン
下校途中、 テヒョンアがカバンを持ち上げて 言ってきた。
俺とグガは、 顔を見合わせる。
きっと、 AとBが水洗いした時の水が 残っているのだろう。
ジミン
そう言う他はなかった。
そうかな、と言うテヒョンは また次の話題を出してくる。
今日もユンギ先輩が 話してくれなかったんだよね、
という発言に、 心がヒヤッとした。
ジミン
また、これしか返す言葉がない。
テヒョン
そう言って笑うテヒョンに、 心が痛む。
僕は、
「テヒョンをよろしく頼む。」
そう言った時のユンギ先輩の 苦しそうな顔と、
さっき更衣室でした 先輩との会話を思い出していた。
ユンギ
ユンギ
話は聞いています、と答えると
そうか、と先輩は 悲しそうに目を伏せた。
話は続く。
ユンギ
ユンギ
ジミン
一体何があったのだろう。
そう思っていると、 それを察したように先輩は話し出す。
ユンギ
to be continued.... next⇒♡500
次回、ユンギの秘密が明らかに…?