しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
自分勝手すぎだろ。
しろる。
しろる。
それは陰キャなん?
しろる。
しろる。
しろる。
じゃあお前中キャな。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
とか言いながら初対面の人と めっちゃ楽しそうに 話してたのはどこのどいつだよ。
しろる。
お前だよバカ
しろる。
それ陰キャなん?
しろる。
いふくんのやつやなそれ。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
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昼だというのに、 日が入らないせいで暗い。 鉄のような、むせ返る 匂いが充満した部屋。 返事をしない彼。 血の気のない、青白い顔。 長い睫毛をふせて 眠っている。
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ふわふわとした、 水色と紫のグラデーションの 彼の髪を撫でる。
物を言わずとも、俺の愛を 拒絶していないことは分かる。
だって、俺らは 愛し合ってるんだから、ッ♡
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ほとけっちの喉仏と首筋に、 続けてキスを落とす。
照れて頬を赤らめる こともなければ、 喘ぐこともない。
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彼の首筋に今日の分の キスマをつける。
昨日は彼の肩に、 一昨日は筋肉質な腕に、 その前は彼の細い腰に。 毎日、噛み跡やキスマークを 付けている。
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青白く、氷のように 冷たいその肌に手を伸ばす。
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ソファに横たわる彼の 顎を上げ、俺の顔に近づける。
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舌をねじ込んで口を開け、 無理矢理舌を絡める。
以前のように、キスが 下手くそで、息が出来なくなる ようなことはない。
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これは、彼の望んだ運命だ
彼は、死んでまでも 俺と一緒にいることを 望んだのだから。
回想シーン
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耳まで赤くして、 目を逸らして いつもよりも小さな声で そういうほとけっち。
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大事なところで噛んでしまい、 涙目になりながら 更に顔を赤くする彼。
彼は、俺が過去に彼女から 借金を肩代わりさせられて 逃げられたトラウマから、 永遠に離れていかない死体しか 愛せなくなっていることを 知っても、愛して くれるのだろうか。
もし嫌われたとしても、 俺のことを好きに なってくれた彼には、 話さなければならない だろう。
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フラれたと思ったのか、 大粒の涙を溢しながらも、 無理矢理笑顔を作る彼。
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予想外の答えに驚いたのか、 目を見開き、涙も止まって しまった様子のほとけっち。
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優しくて、感情移入しやすい 彼のことだから、 "可哀想"と同情して いるのだろう。
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心なしか、ほとけっちの 目のハイライトがハートに なっている気がする。
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それ以前に、嫌われなかった ことがびっくりだ。
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決断できない俺。 ほとけっちは、 キッチンへと包丁を 取りに行ったようだ。
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俺の手を取り、 俺の利き手に包丁を 握らせるほとけっち。
…やるしか、ないのだろうか。
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俺に抱きつくほとけっち。
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「やるしかない」 そう判断した俺は、 俺の右肩に顔をうずめる ほとけっちの背中を 思い切り刺した。
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力が抜けて、俺の肩に 倒れるほとけっち。 口から吐いた血が、 俺の右肩にかかる。
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優しく包み込むように、 ほとけっちを抱きしめた。
その間にも、 ほとけっちの血は 俺の家の床に広がり続け、 カーペットを赤色に 染め続ける。
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虫の息で、もう 聞こえているかも 分からない彼の耳元で そう囁く。
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俺の服を弱々しく掴み、 無理矢理自分の背に 合わせるほとけっち。
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震える、柔らかい唇で、 彼は俺にキスをした。
その後すぐに、 彼は息絶えた。
これで、ずーっと 一緒にいられるね♡
大好きだよ、ほとけっち♡
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
コメント
1件
めっちゃ好きです!