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「最近目線感じるんだよね」 彼女は私にそう言った。 『…勘違いじゃない?』 「うーん…勘違いならいいんだけど…」 『あ、それかもしかして…幽霊…?それともストーカー…?』 「怖いこと言わないでよ!寝れなくなるじゃん!」 『ごめんごめん笑』 「…まぁ勘違いだよね…笑それより話変えよ!」 『そいえばアンタなんのサークル入ったの?』 「オカルト…サークル…」 『えぇ?アンタが?陰キャしか居なそうなんだけど…』 「そんな事ないよ!」 『ふーん…あ、もう時間だわ。』 「あ、うん!バイト頑張って!」 『うん。アンタもいちよー帰り道気をつけなね!じゃ!また!』 「うん!」 私はバイトへ向かおうとした
『みゆちゃん…バイト忙しそう…』 まぁ仕方ないよね…ちょっと寂しいけど、、 それより…やっぱり勘違いなのかな… 幽霊…は居るかもしれないけど…霊感無いし…ストーカー…私なんかにしないよね… んー…勘違いかなぁ… とりあえず家帰ろうかな、 私はお会計を済ませて店を出て行った。
…やっぱり視線を感じる…怖いな… …相談…迷惑かけるよね… … でも…ここ最近本当凄い視線感じる… 警察に相談しようかな… 『ただいま…』 … 寝る支度を済ませ布団入った。 寝るつもりだったがやっぱり不安で寝れなかった。 私が悩んでる間にもどこか視線を感じていた。 怖くなりテレビをつけ、紛らわそうとした。 丁度クラシック音楽が流れうとうとし始めた。 画面の右下にあった時計は午前3時を示していた。
勘違いかと思ったけど…やっぱり怖い… 全く集中できないまま授業は終わった。 「ねぇ…夢…大丈夫?」 『あ、リア女ちゃん…どうしたの?』 「どうしたのもなにも…ずっとぼーっとしてたじゃん…大丈夫?」 『大丈夫大丈夫…心配してくれてありがとう…』 「…なんか悩み事あったら聞くからね!」 『…ありがとう…』 いい人だな…リア女ちゃん… 「あ、サークルの時間…」 『そうだね…行かなきゃ』 「無理しないでね。じゃあね」 『じゃあね』 サークルの場所へ移動した。 どうやら私が最初に着いたようでしんみりとした空間だった。 視線はどうしたらなくなるだろうとぼーっと考えていると 「あ、夢さん…」 『…ハックさん…』
「早いっすね」 『はい笑』 「…」 「最近夢さん顔やつれてるけど大丈夫っすか、?」 『え…?』 「隈も出来てるし…寝てないんすか?」 私は鏡を取り出し、顔を見た。 私の顔は少しやつれていて隈も出来ていた。 『あ…』 「サークルまで時間ありますし…少し寝た方がいいっすよ」 『ありがとう…ございます… ごめんなさい…』 「大丈夫っす…」 本当…ハックさんはいい人だな… 私は意識を手放し、夢の中へ入っていった。