秘書さん
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五十嵐 〇〇
?
五十嵐 〇〇
秘書さん
?
秘書さん
秘書さんは裏返った声でそう言った。
秘書は必死に少年を追い出そうとする。
社長が亡くなったので面接はしない。
そう云ったが少年が求めるのは面接では無く、活動認定書の様だった。
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すると秘書は先程と同じ様にこの並びが犯人の狙いを看破ウンタラカンタラ云った。
気にせず、少年は書類を摘み始めた
五十嵐 〇〇
少年に至っては、途中から其れも面倒になり、指で適当に書類を散らして道を作っていった。
秘書が急に悲痛な叫びをあげた。
秘書さん
秘書さん
?
秘書さん
?
?
福沢 諭吉 様
?
?
少年が窓に手を掛ける。
確か、今日は風が強かったような、
?
楽しそうな声で少年は窓を全開にした。
書類が一斉に、生命を得た様に飛び立った。
五十嵐 〇〇
書類が室内全体に舞う
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少年は机の上にあった資料を1つ手に取った。
他の書類より厚みがあり重いので、動きが鈍かった
そうなると分かっていて少年は窓を開けた
秘書さん
秘書さん
秘書さんがこれまでに無いほどブチ切れている。
?
少年はニコッと笑う
秘書さん
?
秘書さん
秘書さんは大きく口を開きながら首を傾げた
福沢 諭吉 様
福沢 諭吉 様
?
福沢 諭吉 様
五十嵐 〇〇
福沢 諭吉 様
?
少年は窓を締めながら云った。
?
ここは関係者以外立ち入り禁止だから、どんな凄腕の殺し屋でも社長に気付かれないように窓の前まで行くのは無理だと考察をする。
五十嵐 〇〇
?
と云うことは社長は落ちる瞬間まで警戒してなかった
つまり、身内の犯行だと云うこと
それだけでは説得力に欠ける
身内の犯行なのに殺し屋の指紋が出たのは偽装、
?
?
秘書が殺し屋から指紋を取れたのは、秘書が殺し屋の雇い主だから
江戸川 乱歩 様
いきなり長々と話し出す少年
福沢 諭吉 様
凄腕の殺し屋を使ったのは口が堅いから
その口の堅さを逆に利用した
少年は
秘書が見ていない間に別の書類と取り替えたが、気づかなかった
そう云った
あれだけここの書類の並びは把握しているみたいなことを云っておいて気づいていなかった
福沢 諭吉 様
秘書さん
秘書さん
五十嵐 〇〇
五十嵐 〇〇
?
その瞬間、秘書の呼吸が途絶した
秘書さん
その刹那、福沢さんの背後でごとん、と音がした。
五十嵐 〇〇
隣室からだ
福沢ははっとして振り返り、叩き付けるようにドアを押し開ける
隣室は、誰もいなかった。 在るのは床に転がる椅子のみ。
脚の縄が捥げていた
殺し屋が居なくなっていた。
福沢 諭吉 様
そう大声で云う福沢さん
福沢はそう叫ぶと、腰を沈め、摺り足で円を描くように躰を回転させ、開いたドアに体当たりした。
ドアの裏側に隠れて居た殺し屋がくぐもった呻き声を上げる
五十嵐 〇〇
殺し屋
福沢は少年を壁に叩きつけた
その際少年が拳銃を手にしたが、殺し屋の手は背中と壁に挟まれている。
この体勢では拳銃を放つ事は出来ない
銃を離せと福沢さんは云った
今ならば軽い罪状で赦されると
だが殺し屋は赦しなど要らないと云った。
肺を押さえつけられてるため、殺し屋の声は囁きに近かった
殺し屋
そう云うと、殺し屋は床から足を離した
腕一本で殺し屋の体重は支えきれない
殺し屋は腰を捻って躰を半回転させ、背中の銃を撃った。 二発の銃声が轟く。
秘書さん
五十嵐 〇〇
銃弾は綺麗に、導かれるように秘書の胸部を撃ち抜いた。
五十嵐 〇〇
銃を蹴って部屋の隅に飛ばし、殺し屋を床に力任せに押さえつけた
そして頭に被せられていた布袋を力任せにはぎ取った
殺し屋は赤髪の少年
拳銃の腕前は超人級の少年暗殺者
名を織田と云った
やがて抵抗の様子もなく、少年はあっさりと気を失った。
?
隣の部屋から少年が訊ねる。
福沢 諭吉 様
五十嵐 〇〇
?
福沢 諭吉 様
福沢は立ち上がって歩き出す
?
ざんぎり髮の少年は、邪気の全くない、輝くばかりの笑顔で、こう云った。
江戸川 乱歩 様
五十嵐 〇〇
五十嵐 〇〇
江戸川乱歩と名乗った少年は、福沢の金で何杯もの善哉を食べていた。
江戸川さんはもう8杯も食べている
今は9杯目だ
私はお茶を啜っている。
それに江戸川さんは、餡だけを食べる
乱歩の食った椀にはすべて、白い餅が手付かずで残っている。
福沢 諭吉 様
江戸川 乱歩 様
江戸川 乱歩 様
江戸川 乱歩 様
五十嵐 〇〇
江戸川 乱歩 様
五十嵐 〇〇
江戸川 乱歩 様
少し嬉しそうにそう云う江戸川さん
すると、私の太ももに頭を乗せ、
いわゆる膝枕をしてきた。
江戸川 乱歩 様
そう云いながら、すりすりしてくる彼は
まるで猫みたいだ。
すごく可愛い。そう感じてしまう
そこで私は思った、私はこの人の事が好きなんだと。
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更新遅くなってほんとすみません!
〇〇ちゃんの異能力が決まりました! 基本使うのがこちら 「歌姫」 異能を発動している間、歌が流れ、それを聞いた敵は、じ さ つする たまに使うのがこちら 「鏡の反逆」 自分がこの異能力を発動している間、敵が発動した異能を鏡のようにそのまま返す
考えてくださった皆様、本当にありがとうございます!!本当に素敵な異能力ばかり、、 今後は、この異能力を使うので以後お見知り置きを。
コメント
11件
本当に神作すぎます! 続き頑張って下さい! 待ってます!
続き待ってますー!今回もサイコー!ちょっと〇〇ちゃんそこどこっk((