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貴族と性奴隷

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貴族と性奴隷

第2話 - 貴族と性奴隷

543

2024年01月20日

#irxs

#桃赤

#青水

#黒白

yukina❄️

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雪名#

わぁ、この作品だけ閲覧数バグってる…
見つけて下さってありがとうございます🥰

雪名#

でも、あの…ノベルの方も読んで欲しいなー、なんて…

雪名#

…はい、すみません調子乗りました。
続きどうぞです。

若干　モブ×水赤　表現含みます R15

水

…所詮、性処理の道具なんだから。

赫

…そ、だね。

思いの外冷たく漏れた僕の声に、悲しそうに微笑むりうちゃん。

赫

…、…そう、…だよね。

水

…っあ…

諦めたように目を伏せる彼を見て、浅はかな自分の言動に気づく。

僕がここに売られてくるよりも前から、ここで奴隷として使われてきた彼。

気付いたら、性奴隷として売られてた。一年ぐらいずっとここで、 …ただの売人の捌け口として。

そんな辛い事を笑って語れる彼は、こんな現状からの脱却をまだ諦めてなかったのかもしれない。

水

…りうちゃ、ごめ……っ

赫

ううん、…性奴隷だもんね。

赫

…道具として奪われ尽くすだけ、…か。

水

ちが…っ、

赫

…あはっ…、…なんとなく、…分かってたよ…っ

俯いた彼の瞳からは、透明な雫が零れ落ちた。

赫

…すーっ……すーっ……

水

…寝ちゃった。

泣き疲れて眠りに落ちた彼を見つめる。

薄汚れた頬に残る涙の跡。こんな薄暗い場所でもわかる程整っている顔は、もっと明るく、清潔なところで暮らしていたならもっと輝くんだろうな。

水

…ごめんね。

赤く柔らかい髪を撫で、一つ呟く。

水

こんな身分制度なんてなかったら。

水

りうちゃんはもっと、…明るいとこで、
過ごせてるのかな。

…買われる心配がないだけ、マシかも知れない。

もし、りうちゃんがここより酷い扱いのところに買われて。僕が、着いていけないとしたら。

水

…もう、僕は守れないや。

ﾊﾞﾝｯｯｯ！！！

水

ぁ…っ

売人

…役目だぞ、性奴隷。(ﾆﾔｯ

水

っ……っ、

水

…僕を、使って下さい…っ

…君には、これ以上こんな思いさせたく無い。

どちらかがいなくなるまで、汚れ仕事は僕が全部。