c.
s.
桃青
nmmn注意
↓
ピーンポーンッ
部屋に響き渡る電子音で 目が覚める
c.
ベッドから足を出して 立ち上がると
少し収まっていた痛さが 再燃しはじめた
c.
モニターを見て立つ時間は 辛いと考えて
頭を押さえながら 玄関へと足を引き摺る
c.
玄関前から カラカラな声を出す
が、応答はない
c.
病人を歩かせといて…ッ!!!
あぁ"もう…確認して戻るか、
c.
c.
開けてみたら
ドアの前でバックを漁る
相方の姿があった
s.
なんともお気楽な様子に 少々不機嫌になる
c.
s.
s.
申し訳無さ気に眉を下げて言う
s.
c.
c.
s.
s.
大きい声を出されたからか
ずっと立っていたからか
体がふらつく
s.
視界が揺れたあと
s.
柔らかい温かさが僕を包む
s.
s.
c.
何故か少しだけ
このままで居たいと感じた
s.
彼の話を聞き終わる前に
重い瞼が閉じた
ちょうどいい暇つぶしとして
彼奴とゲームをしたくなって
連絡を入れた
いつもは返事が早い彼なのに
既読すらもつけないから
凸り作戦決行
家へと向かい
少しして
顔色の悪い彼が出てきた
少し俺への対応が雑な辺り
軽く察する
と、足元をふらつかせて
彼が俺の胸へと倒れてきた
s.
s.
いつもより温かさのある体
不安になり首元を触ると
s.
s.
俺が熱さに驚いてるうちに
少し体をびくっとさせた後
彼は俺の肩へと手を回す
c.
s.
s.
s.
火照った頭を撫でながら
返答を待つ
が、彼は何も言わない
s.
呼ぶと返事をするように 呼吸をした
c.
s.
仕方なく
彼の腰を抑えながら
足を持ち上げて
抱っこした状態で家へと入る
s.
あいつの部屋へと通じる 階段を目の前に立ち尽くす
軽い方だが 考えれば成人男性1人だ
s.
c.
s.
目を閉じながら ぶつぶつと何かを呟いてる
眉をひそめて話した 言葉が聞こえる
c.
c.
s.
へにゃと笑う彼の姿
災難なことに
そんな姿を 愛おしいと思ってしまって
気合を入れて
1段踏み出す
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続き→♡300
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コメント
3件
書き方素敵✨