港
それは
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不斗が僕を殺してる未来
不斗
.....え..........
不斗
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ......!
不斗
僕はにぃちゃんに助けられた分僕もにぃちゃんをたすけるんだっ......!
港
だって未来を読める僕がいっているんだから
不斗
でも...でもっ...
泣きながら港は言う
港
明日一緒に遊んで終わろうよ
不斗
なんでにぃちゃんはそんなことしか言ってくれないの?
港
そういう人生なんだから
不斗
にぃちゃんなら...
不斗
僕をちゃんと守ってよ...!
港
もうちょっとで不斗、未来が見れるようになるんじゃないか?
港
未来が見れたらしっかり見ときなよ
もう僕は明日12時に来るよ
もう僕は明日12時に来るよ
不斗
......待ってっ...!
不斗
......ごめんなさい...ごめんなさい...
不斗
ねぇにぃちゃん僕は...にぃちゃんに頼ってばっかなんだ...
不斗
にぃちゃんが帰ってこなかったときも、にぃちゃん、にぃちゃん。
不斗
何もかもをにぃちゃんにまかせようとしてた。
不斗
僕はにぃちゃんから頼られてもらいたいんだ。弟のわがまま聞いてよ...
不斗
にぃちゃんに全て任せてごめんなさい...ごめんなさい
不斗
謝っても許されない、
不斗
知ってるよそれぐらい...
不斗
僕をいつまで子供扱いするんだよ...っ!
不斗
僕は...僕は...っ...
港
もう...いいよ
そういって港はどこかへ行ってしまった
不斗
......
不斗
にぃちゃん...は...家族...じゃない...の......?
不斗
僕と全然似てないよ...
不斗
顔も性格もにぃちゃんが言っていることも...
不斗
ねぇにぃちゃん
不斗
僕は不斗のにぃちゃんだって...
不斗
いってくれよ...
雨がぽつぽつ
ザー...
雨か涙かわからない涙で
僕は泣いた
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