希咲羅
美夏
希咲羅
美夏
ボロボロになって 帰ってくる仲間が居るのに
自分は何も出来ない、任務に行けない
____…おれも
みんなと、いっしょに……
美夏
美夏
月彩
月彩
美夏
美夏
るぅあの任務を引き受けた俺は
任務にあった、廃工場に来ていた
"廃工場がどういう状態なのか"は 組織側はまだ分かっていなかったから
"最近妖が多い場所"を目印に 捜査をしていた
それで、選ばれた場所が今回の "廃工場"。
美夏
美夏
一瞬で分かった。 気持ち悪い程の"妖の気配"
美夏
予感はしていた。 確かに、入る前から嫌な感じだった
"異臭"と"気配"が
明らかに、他と違ったから
美夏
でも、ここで引き返すには行かなかった
"るぅあ達の負担を減らしたい"から 任務を受け入れたのに
逃げてしまえば、合わせる顔もない
進めば進むほど、妖の気配は濃くなって
廃工場の、一室から
異様な空気を感じた
"ここが、核だ"。
直感だけど、そう思った
美夏
人型
美夏
そこに居たのは、人型の妖
3…いや、5体
人型
人型
人型
人型
人型
美夏
知能が使えるタイプの妖
"強い"。
少量の血液やと、駄目や
やから俺は
右肩から左腹部にかけ なんとか心臓は切らずに
"大量の血"を、梟さんに捧げた
美夏
美夏
でも、全員は倒せなかった
二体に、"逃げられた"のだ
美夏
美夏
美夏
希咲羅
希咲羅
夜月
夜月
俺やなくて、梟さんの力やよ。 なんて言葉がでかかったけど
喉まで来たところで、辞めた
耐えたはずの言葉は 涙として、ぼろぼろと落ちてきた
視界がボヤけて何も見えない きっと鼻水も出てるし、酷い顔だ
るぅあ
美夏
るぅあ
美夏
るぅあ
るぅあ
そう言おうと思ったけど
今、ママにかけるべき言葉は それじゃない気がして
きっと何を言っても、何をしても 今のママには辛く映る
私はこんな時、どうしたらいいのか 分からない
るぅあ
月彩
月彩
月彩
るぅあ
るぅあ
天羽
夜月
夜月
希咲羅
希咲羅
希咲羅
美夏を1人にはしたくない…けど
1人になりたいかもしれないし
月彩
月彩
耳元で、師匠が喋る
きっと美夏に気を使わせないための 配慮なんだろう
希咲羅
やっぱり、師匠は凄いなぁ
コメント
2件
最高です。神作すぎる そしてゆな、十分凄いよ?色々と気を付けて欲しさはあるけど…
この話、君の○はの"デート"って曲聴くと話に入りやすくなるので是非聴きながら読んでみてください