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7人の宝物

第7話 - 7人の宝物

221

2019年11月19日

#King＆Prince

ひな

7月22日 AM11:30

○○

廉〜

廉

なにー

○○

大学行かないの？

廉

めんどいからいい

○○

単位取れないよ笑

○○

しかも1ヶ月後廉の学部、テストじゃん

廉

え？

○○

ほら…ﾍﾟﾗｯ

廉

あ…終わった。ノート見せて

○○

ウチ、廉の学部にもう入ってないからこのノートあげる

廉

いいん？

○○

使わないもん

廉

なら貰うわー

○○

大学行ってきますねー

海人

行ってらっしゃい！

紫耀

気をつけろよー

○○

はーい！ﾄｺﾄｺ…

○○の服装

○○の髪色

大学に着いた

先生

○○ー笑

先生

今日も授業無しだぞー

○○

え!?もしかして、今夏休み中？

先生

そうだよ笑

○○

えー…

先生

清水は居るけど

○○

へー…

先生

○○、バイトしてないのか？

○○

うん。仕事と大学もあるし、バイトしたら忙しくなるからね

先生

てか、敬語な？笑

○○

いいじゃん笑
28でしょ？

先生

24ですー

○○

え!?若っ…4歳差やん

先生

ま、とりあえず今日どうする？

○○

大学の中歩き回ってる！ﾄｺﾄｺ…

○○

「もしもーし」

神宮寺

「ねぇ、またあのパターン？」

○○

「あのね…大学夏休み中だった笑」

神宮寺

「知らなかったの？」

○○

「うん笑」

神宮寺

「そのくらい把握しといて笑」

○○

「あ、てかさ、看護の先生ね、24歳だったさ」

神宮寺

「めっちゃ若いじゃんね」

○○

「驚きでしかない」

神宮寺

「今どこにいるの？」

○○

「大学の中」

神宮寺

「誰か授業受けてる人いないのかな？」

○○

「後輩は居る。」

神宮寺

「一緒に勉強すればいいじゃん」

○○

「やだよー…」

神宮寺

「俺って、大学の中に入っても大丈夫そう？」

○○

「本当はダメだけど、メンバーだから大丈夫だと思う」

神宮寺

「大学行ってみたい」

○○

「分かった！入口付近で待ってる」

神宮寺

「はーい」

20分後

神宮寺

○○ー

○○

あ、神くんー

神宮寺

大学広そうだね

○○

うん…たまに迷う

神宮寺

お腹空いた…

○○

あー、食堂行く？

神宮寺

行きたい！

○○

なら行こーﾄｺﾄｺ…

先生

あ、○○ー！ﾄｺﾄｺ…

先生

これ、宿題なー

○○

さんきゅー

先生

隣の人は？彼氏？

神宮寺

King&Princeの神宮寺勇太です！

先生

メンバーさんか！

○○

そーだよ

先生

俺は多目室に居るからなんかあったら来て

○○

はーい…ﾄｺﾄｺ

神宮寺

あの人？

○○

そう！

神宮寺

○○敬語じゃないんだね笑

○○

うん笑
歳も近いし、いいかなって笑

神宮寺

食堂ってどこ？

○○

ここー

神宮寺

失礼しまーす…広っ！

○○

大学人数多いからねー
女子少ないけど。

神宮寺

大学って良いねー
楽しそう

○○

楽しいけど大変…

神宮寺

あ、カレー発見！ﾄｺﾄｺ…

○○

聞いてないし…ﾄｺﾄｺ

ご飯を頼んだ。

神宮寺

いただきます！ﾊﾟｸｯ…
美味っ…

○○

いただきます…ﾊﾟｸｯ

神宮寺

○○のお肉もーらい！ﾊﾟｸｯ…

○○

あっ！うわぁー酷い…どこが告彼だよ！笑

神宮寺

美味っ…

おばちゃん

お二人さん仲良いねぇ…

○○

あ、いやいや！そういうのじゃないんで！

神宮寺

凄く美味しいです！

おばちゃん

良かったわぁ…お二人、付き合ってるの？

○○

いえ！無関係です！笑

おばちゃん

あなたは？

神宮寺

大切な彼女です！

○○

ちょっ…

おばちゃん

彼女さんを大事にするんだよ？わたしゃぁ、旦那がいたんだけどねぇ、ついこの前先に死んだわけよ。

○○

…旦那さんはずっとあなたのそばに居ますよ。見守ってくれてると思います。

おばちゃん

結婚して45年…20の時に結婚して…旦那は22の時に結婚した。多分、あんた達も同じくらいの歳やろ？だから、あんたは彼女を守れねぇと旦那失格よ。大事にしてやってね？ﾄｺﾄｺ…

神宮寺

はい！ありがとうございました！

○○

…あの、おばちゃん良い方だなぁ…神くん何余計なこと言ってるの！彼女じゃないし！

神宮寺

ブツブツ言ってないでさっさと食べなさい。あーん。

○○

ﾊﾟｸｯ…

神宮寺

食べるんだ笑

○○

うるさっ…ﾄｺﾄｺ

神宮寺

ちょ…待って！ﾊﾟｸｯ…

○○

ヤダ！おばちゃん、ありがとうございました！٩(¨ )ว=͟͟͞͞

おばちゃん

気をつけてねー

神宮寺

ありがとうございました！٩(¨ )ว=͟͟͞͞

○○

来ないで！笑٩(¨ )ว=͟͟͞͞

神宮寺

まじ居場所分からなくなるから！笑٩(¨ )ว=͟͟͞͞

○○

よし…あ、廉のロッカーに隠れよ。ｻｻｯ…

神宮寺

え？どこー！○○ー

○○

『バレた…？』

神宮寺

ｺﾝｺﾝ…失礼します。○○ー？何もしないから出ておいでー

○○

『絶対するパターン笑』

神宮寺

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ…

○○

ﾋﾞｸｯ…

○○

『なんでピンポイントで廉のロッカー叩く…怖っ。』

神宮寺

ん？永瀬廉って書いてる。廉のロッカー？

○○

『あ、中から鍵掛けよう。』

神宮寺

ｶﾞﾁｬ…え、開かない。

神宮寺

廉に電話しよ…

○○

『めっちゃガチやん笑』

神宮寺

「もしもーし、廉ー？」

廉

「あぁん！」

神宮寺

「え？笑」

○○

『廉の喘ぎ声やん笑』

神宮寺

「廉ー！」

紫耀

「あ、神宮寺ー！」

廉

「じ…ん！」

神宮寺

「え、廉どした？笑」

紫耀

「マッサージしたら変な声出すんだって笑」

廉

「あー、痛かった…なにー？」

神宮寺

「あー、大学の廉のロッカーって鍵掛かってる？」

廉

「なんで？」

神宮寺

「今、大学に居るんだけど、○○と走り回ってたら○○隠れたから」

廉

「掛けてない」

○○

『廉…神かよ！』

神宮寺

「あ、ほんと？」

海人

「え、廉いつも掛けてないんじゃないの？」

神宮寺

「え、そうなの？」

廉

「あ、いや、あのな…最近大学でもの盗まれること多くなってん。やから、鍵掛けとこおもて。」

神宮寺

「あー、なるほどね」

廉

「○○ー頑張れよー」

神宮寺

「居ないし笑」

○○

『危なー…ﾄﾞﾝｯ
あっ…』

神宮寺

えっ…？

○○

『やらかした…』

神宮寺

え、誰かいるの？

シーン…

神宮寺

○○に電話かけてみよ…

○○

『え…』

神宮寺

ﾌﾞｰﾌﾞｰ…えっ。ロッカー…？

○○

『…やばい。』

神宮寺

廉…盗んだの。

○○

『あ…勘違いしてる。』

神宮寺

「廉…」

廉

「なんやー！」

神宮寺

「家にさ○○のスマホある…？」

廉

「なぁー！家に○○のスマホあるー？」

優太

「なーい！」

廉

「無いって」

神宮寺

「廉さ、○○のスマホ持ってる？」

廉

「え？笑
持ってない笑」

神宮寺

「嘘だ」

廉

「ホンマやって笑」

神宮寺

「じゃあ、なんで廉のロッカーからスマホの音聞こえるの？」

廉

「えっ…？」

神宮寺

「○○のスマホに電話したら廉のロッカーから音聞こえた」

廉

「それ仕事用のやわ。○○が、預かってって言っとったから預かっててん。」

神宮寺

「なんだ…びびった。」

○○

『驚かせてみよ笑』

○○

ﾄﾞﾝｯ…

神宮寺

うわぁ!!

廉

「神宮寺どしたん！」

神宮寺

「れ、廉のロッカーから…ﾄﾞﾝｯって音した。」

廉

「なわけないやん。鍵掛かっとるし」

神宮寺

「そうかも…じゃあね。」

神宮寺

ｸﾞｽｯ…○○。
怖いよ…ｸﾞｽｯ

○○

『えっ笑
神くんが毛布被ってるから…今のうちに逃げよ。』

○○

…ﾄｺﾄｺ
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

神宮寺

えっ…ｸﾞｽｯ
あ！○○ー！ｸﾞｽｯ

○○

٩(¨ )ว=͟͟͞͞

神宮寺

(号泣)

○○

えー…泣かないでよ笑

神宮寺

怖かったぁ…ｸﾞｽｯ

○○

あー、はいはい。ずっと廉のロッカーに居たよ

神宮寺

うぅ…ｸﾞｲｯ

○○

ん？ここ保健室だよ

神宮寺

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…ｶﾞﾁｬ

○○

鍵閉めなくてもいいじゃん

神宮寺

ﾄﾞｻｯ…

○○

ベッドもふもふ…気持ちぃ。

神宮寺

こっち見て。

○○

やだね

神宮寺

ｸﾞｲｯ…早く見て。

○○

ん。いひゃい。
(痛い)

神宮寺

お仕置。

○○

にゃにしゅるにょ
(何するの)

神宮寺

はぁ…(肩に手をかけた)

○○

ん？…

神宮寺

…そんなキョトンとした顔で見ないで。

○○

？

神宮寺

ｶﾌﾟｯ…ﾁｭ…ﾝ｡

○○

痛っ…ん。

神宮寺

はぁ…付いた。

○○

…最低。ｸﾞｽｯ

神宮寺

え、ちょ！泣かせるつもりなかった！

○○

…ｸﾞｽｯ
ﾄｺﾄｺ…

神宮寺

ごめんって！

○○

…嘘泣きだばーか！

神宮寺

…酷っ！

○○

知らないもーん！

清水隼人

ﾄｺﾄｺ…ﾄﾞﾝｯ

○○

痛っ…

清水隼人

○○先輩！ごめんなさい！

○○

ううん。大丈夫！

清水隼人

…

○○

なんかあった？

清水隼人

あ、いや…

○○

なんかあったら言ってね？

清水隼人

はい！では！ﾄｺﾄｺ…

神宮寺

誰あの子

○○

清水隼人くん。後輩なの

神宮寺

へー

○○

帰る？

神宮寺

うん。帰ろー

家に着いた

神宮寺

ただいまー

廉

おかえり

海人

ﾄｺﾄｺ…えっ…

紫耀

どした？

海人

き、キスマ…

優太

なに？

海人

キスマ付いてる…

廉

誰にやねん笑

海人

○○…

○○

神くんに付けられました！

神宮寺

あはっ！

海人

神宮寺ずるいー！

○○

あ。「もしもーし」

看護師

「山本○○さんの携帯でしょうか？」

○○

「はい。」

看護師

「涼さんが、病院に運ばれました。」(涼とは、お母さんの旦那)

○○

「今すぐ向かいます。」

○○

ごめん。今から出かけてくる

紫耀

気をつけてー

病院に着いた

看護師

あ、○○さん。

○○

涼さんは？

看護師

少し危ない状況です。このまま息を覚まさないかもしれません。

○○

ﾄｺﾄｺ…

涼の妻/明香

涼…目覚ましてよ。ｸﾞｽｯ

○○

…あの。どちら様ですか？

涼の妻/明香

あ…涼の妻です。

○○

は？

涼の妻/明香

あぁ、あなたのお母さん亡くなったらしいですね。亡くなる前に結婚してその後に亡くなったと聞きました。

涼の妻/明香

その後に私と涼は結婚しました。涼は亡くなったあなたのお母さんと私と不倫しています。

○○

…帰ってください。

涼の妻/明香

は？

○○

看護師さん、この方知らないです。

看護師

え？

涼の妻/明香

え、あ、いや…私は…

○○

じゃあ、私の名前は？お母さん。

涼の妻/明香

…知らない。

看護師

関係者以外は入れません。出てってください。

涼の妻/明香

…ﾄｺﾄｺ

○○

…

柚葉の旦那/涼

ん…あ、○○…

○○

涼さん、不倫していたんですね。

柚葉の旦那/涼

そうだよ…

○○

…

柚葉の旦那/涼

○○…ジャニーズ頑張って。見守ってるよ…ﾋﾟｰ

看護師

…午後2:34。
野村涼さんが、息を引き取りました。

○○

…ﾄｺﾄｺ

涼の妻/明香

○○！

○○

『うざ。』

涼の妻/明香

ほら、帰るよ！

○○

あ、警備員さん！助けてください！この方知らない人です！

警備員

ｶﾞｼｯ…

涼の妻/明香

あ、ちょ…

警備員

ﾄｺﾄｺ…

○○

ふぅ…帰ろ。

帰った。

○○

…ただいま！

海人

おかえりー！何してたのー？

○○

…なんでもなーい！

廉

あ、明日少クラや。

○○

あのさ…ちょっと岸くん、いい？

優太

あ、うん。ﾄｺﾄｺ…

優太

どうした？

○○

あのね…涼さんが亡くなったの。

優太

涼さんって？

○○

…お父さん。

優太

えっ!?

○○

病室に入ったら女の人が居て、涼さんの奥さんだった。

優太

え？柚葉さん奥さんでしょ？

○○

…不倫してた。お母さんが亡くなる前に結婚して、亡くなった後女の人と不倫だって…

優太

そうなんだ…なんで俺に？

○○

話しやすいからさ…

優太

俺もお母さん居ないからねー。

○○

なんで居ないの？

優太

分かんない。小さい頃いたんだけど、ある日から居なくなった。

マネージャー/鈴木

○○！

○○

ﾋﾞｸｯ…ビックリした。

マネージャー/鈴木

ちょっといい…？

○○

はい。ﾄｺﾄｺ…

ほのか(38)

初めまして！○○ちゃん！

○○

は、初めまして。○○です…！

マネージャー/鈴木

あのね…お母さんだよ。

○○

え？

ほのか(38)

今日から○○ちゃんのお母さんになることになりました！ほのか、38歳です！あ、息子がいて、13歳の中1の子供がいるの！

○○

King&Prince…○○です。20歳です。

ほのか(38)

よろしくね！

○○

あ…はい。

ほのか(38)

連絡先はこれね！ばいばーい！

○○

ﾄｺﾄｺ…

廉

何しに行ったん？

○○

えっ？あー、なんでもない！

神宮寺

あの…

○○

大丈夫だから！

神宮寺

え？あのさ、明日の服何がいいと思う？って言おうとしただけだよ？

○○

あー…そっか。

優太

○○ー、今日俺の家来ない？

○○

え、あ、うん

優太

じゃあ、行こー！

着いた。

優太

ん。鍵空いてる…ｶﾞﾁｬ

お父さん

おー、おかえりー！

ほのか(38)

あ、どう…え。

優太

え、父さんと…誰。

○○

ちょ…岸くん！ｸﾞｲｯ…

優太

ちょ…なに？

○○

あのー…さっきの女の人は…私の新しいお母さん。

優太

は!?

○○

あー、えーと…病室に居た人じゃなくて…さっき、外に出たでしょ？その時に初めて会った。ほのかさん。

優太

あー…なるほど。ﾄｺﾄｺ…

お父さん

お、優太！

ほのか(38)

○○ー！優太くん、初めまして！○○のお母さんです！

お父さん

嬉しい話があるんだ！

優太

なに。

お父さん

ほのかと俺結婚するんだ！

優太

は？

○○

ちょ…岸くん！

ほのか(38)

そうなんだよねー

お父さん

ねー

○○

あ、そうなんですね！おめでとうございます！岸くん、帰るよー！

優太

うん…ﾄｺﾄｺ

○○

信じられない…ていうことは、岸くんと私…家族になるの…？

優太

…そうだよね。

○○

あ…やばい。

優太

なに…

○○

中1の息子いるらしい。

優太

5人兄弟…笑

○○

今まで通り普通にしよう。

優太

うん！

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