TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

気持ち悪い

一覧ページ

「気持ち悪い」のメインビジュアル

気持ち悪い

第1話 - 気持ち悪い

202

2024年08月12日

#いれいす

#iris

#しむねのコンテスト

めばえ　活動休止中

シェアする

この作品はいかがでしたか？

202

めばえ　活動休止中

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

めばえ

こんにちは、めばえです！

めばえ

今回はしむね様のコンテスト作品です。

めばえ

私は今までBLが苦手な人でも読めるBLを書いてきましたが、今回初めて女体化を書いてみようと思います。

めばえ

お見苦しいこともあると思いますがよろしくお願いします。

通報などなしで！年齢操作あり

めばえ

それではどうぞ！

ビシャッ

女子

あんたさあ、気持ち悪いんだよ！

女子

一人だけ浮いてるってなんでわかんないの？

女子

そうだよ！身の程をわきまえろよ！

女子

「呪われた子」のくせに。

初兎

、、、じっ

女子

ひっ

女子

こっちを見るな！

女子

気味が悪い。

初兎

、、、

パタパタ（服が風になびく音）

初兎

ふう～、、、

初兎

、、、

初兎

くそが～！！！！！！！

初兎

浮いてるってなんや！

初兎

お前らが、呪われた子だっていうから話かけないでやってんだよ。

初兎

ごらあ。

初兎

だいたい、お前ら、話しかけようとしたら逃げるやろ！

初兎

しかも、意味わからんわ！

初兎

ちょっと人と、髪が、眼がちがうだけでここまでやるか？

初兎

水をかぶせるとか、昭和か！

初兎

ほんま、くそ野郎どもが！

悠祐

ふっ

初兎

あ？

悠祐

あっはっはっは！

初兎

げ。

悠祐

すごいなあ、お前教室と全然イメージ違うやん！

悠祐

おとなしいだけのいい子ちゃんかと思ったら、、、

悠祐

くくくく、、

初兎

、、、

悠祐

いやな顔せんとってや！

初兎

え、顔に出てましたか？

悠祐

おん。ばっちり出てたで。

初兎

、、、めんどくさ。

悠祐

お前、めちゃくちゃおもろいやん！

悠祐

俺のことは知っとるか？

初兎

知ってますよ。

初兎

悠祐先輩、、でしたっけ？

悠祐

あっはっはっは！俺を知らん奴はこの学校ではいないとおもとったのにな～

悠祐

なな、俺とダチになろうや！

初兎

、、、

悠祐

俺のことはため語でいいで！

悠祐

あだ名で呼んでや！

初兎

じゃ、悠くんで。

悠祐

、、、

初兎

？どしたんや。

悠祐

意外と、乗り気やな。てっきり、いやな顔するとおもっとった。

初兎

まあ、嬉しいわ。だって、これでも初めての友達やからな。

悠祐

そか。じゃあ、俺は友達第一号やな！

悠祐

それ、地毛やったんか？

初兎

そうやで～。

悠祐

眼もカラコンかとおもっとったわ

初兎

悠くんはなんで、染めてんの？学校禁止やで。

悠祐

おん。ちょっと理由があってな。

初兎

ふーん。

悠祐

あとかっこええやん！この髪色！

初兎

先生につかまったりせんの？

悠祐

、、、まあ、もう、セーフになった。

初兎

前は、アウトやったんか。

悠祐

初兎は？黒に染めたりせんのか？

悠祐

眼もカラコンつけんのか？

初兎

うーん

呪われた子！近づかないで！気持ち悪い！

初兎

うちの自慢の髪や。染めてたまるか。

初兎

カラコンも痛いしな。

悠祐

すっ

初兎

？！///

初兎

な、なんや！？

悠祐

すげえ。

悠祐

めっちゃ、ふわふわやん！

悠祐

痛んでないし、綺麗！

悠祐

眼も髪とあってる。

悠祐

、、、

悠祐

初兎の髪は、眼は呪われてなんかないな。

初兎

え？

悠祐

長くて光っていて

悠祐

素敵やな。俺も好きやわ。

初兎

、、、

悠祐

おっと、こんな時間や！俺、いつもこの屋上いるから！じゃあな！

ガチャ　バタン

初兎

（家族以外に初めて褒められたわ。）

初兎

、、、

初兎

（うれしいなあ。）

悠祐

おー初兎。今日はどしたんや？

初兎

最悪や、、、

あれから、うちと悠くんは屋上で会うようになった。

初兎

今日は、弁当がなくなってたわ。

悠祐

今回もやられたかー。しょうがない。俺の弁当、わけたるわ。

初兎

さっすが悠くん！うわ～今回もおいしそうやな～！

悠祐

やろ～？

どんなにひどいことをされても

悠祐

うわっ！今日は派手にやられたなあ！大丈夫か？

初兎

女子の力とはいえやっぱ殴られるといたいなあ。

悠祐

こっちこい！手当してやるから！

初兎

いつも、ありがとなあ、悠くん。

　悠くんがいる。それだけで、なんか軽くなった気がした。

初兎

悠くん。悠くんはなんで、うちのこと、気持ち悪いって思わんの？

悠祐

うーん。別に気持ち悪いって思わんなあ。どっちかというと初兎をいじめとる奴らの方が気持ち悪いけどなあ。

悠祐

だってな、絹のようにきれいな髪にアメジストのようなキラキラしとる眼。

悠祐

こんなん気持ち悪いっていっとる方がおかしいわ。

初兎

そーかあ。

初兎

（うれしいなあ）

初兎

（こんなこと言ってくれるのは悠くんだけやな。）

悠祐

あとな、初兎みたいなやつが近くにおるんよ。

初兎

え？

初兎

うちみたいな人？

初兎

（ちょっと、あってみたいなあ。）

悠祐

、、、

悠祐

(顔にでてんなぁ。)

悠祐

うん。今度、あわせてやるわ。

初兎

いや、いいんか？！

悠祐

大丈夫やって。めっちゃ、いい奴らやから。

初兎

（ここが、悠くんが言ってた場所か、、、）

初兎

（うちと似てるってどういうことや？）

初兎

（しかもなあ、今忙しいから、迎えにいけんってどうゆうこっちゃあ！）

初兎

（はっ。落ち着け。）

初兎

ふう、、、

初兎

（とりあえず、ピンポンおすか。）

ピーンポーン

ないこ

はーい。今開けまーす。

初兎

（あー緊張するな～）

ガチャ

初兎

はじめまして。初兎といいます、、、

初兎

（え？）

初兎

（ピンク？）

初兎

（髪、ピンクやん。）

初兎

（眼もピンクやん。）

初兎

（これって、地毛やんな？悠くんがいっとった似てる人ってこの人のことか！）

ないこ

あ、あ、あ、、、、

初兎

？

初兎

どしたんですか？

ないこ

やばいよ！みんなあ～！うちに、美少女がきた～！

ないこ

だだだだだ

初兎

、、、

初兎

行っちゃったなあ。

初兎

これ、はいってもええんか？

ないこ

だだだだだ

初兎

（あ、戻ってきた。）

ないこ

どうぞ。

初兎

、、、お邪魔します。

初兎

（なんで、たんこぶができてるんやろ。）

ガチャ

ほとけ

きゃ～！！！！！！！！

初兎

（うるさっ）

if

うるせえよ！ばか！

ほとけ

はあ？ばかって言った方がばかなんですけど！

if

しるか！

ほとけ

いふくん、うるさい！

if

はあ？

ほとけ

こんにちは！

初兎

あ、こんちは。

初兎

（水色、、、）

ほとけ

かわいい！

初兎

え？

ほとけ

ないちゃんが、美少女がやってきたって言ってたから、ついにないちゃんもあほになったかと思ったけど、ほんとに美少女が来た！

初兎

（美少女？誰のことや？）

ほとけ

はじめまして！私は、ほとけって言うんだ！

初兎

うちは、初兎。

ほとけ

初兎ちゃん！

初兎

初兎ちゃん？！

ほとけ

え、いやだったかな？

初兎

いや、今まであだ名で呼ばれたことなかったから、、、

ほとけ

じゃあ、私が友達第一号ね！

初兎

いや、第一号は悠くんなんや。

ほとけ

え？でもアニキはこい((モゴッ

if

ほとけ、うるさい。

ほとけ

モゴッ？！モゴモゴモゴッ！（はあ？！うるさいってなに？！）

if

はいはい。

初兎

青、、、

if

俺はif。ほとけがごめんな？こいつ、あほやからな。

ほとけ

ギュッ（耳をおさえる音）

if

でも、わるいやつではないから。なかよくしたってや。

ほとけ

パッ

ほとけ

なに？いふくん、きもいんですけど？

if

はあ？いっつも、ばっきゅんです！とか言ってるお前の方がきもいだろ！

ないこ

はいはい、ビジネス不仲お疲れ様。

ないこ

俺はないこ！さっきはごめんね？

ないこ

美少女が俺の玄関の前にたってたから、びっくりしちゃって。

初兎

さっきから美少女って誰のことですか？

ないこ

え？

バタバタ　ガチャ

りうら

美少女って聞こえたんだけど呼んだ？

初兎

（赤、、、はっ！）

ほとけ

りうちゃん！ガバッ

りうら

すっ、、、

ほとけ

うわあああああ！ガシャーン！

if

りうらのことやないで。

りうら

え？りうら以上に美少女な子っているの？

初兎

ちょんちょん

りうら

なに～？ほとけっち、話なら後に、、、

初兎

はじめまして！初兎っていいます！

初兎

いやあ～さっきから、みんなが美少女って言ってたのはあなたのことやったんやな。

初兎

めっちゃ、美人さんやな？仲良くしてな？

りうら

かわいい。

初兎

え？

りうら

なに？！美少女いたじゃん！

りうら

可愛いじゃん！

りうら

りうら、もうだめだ。

初兎

（え？この人やないん？て、ことは、、、）

初兎

うちか！

悠祐

こら！初兎を困らせるんやない！

初兎

あ、悠くん。

いれいす

悠くん？！

初兎

あ～たのしかったわ～

悠祐

初兎が楽しかったならよかったわ。

初兎

悠くんが歌い手活動をしていてそれで、染めてるとは思わんかったわ～

悠祐

黙っててすまんな～

初兎

そして！

初兎

うち以外にも髪が黒じゃない人がいるとは思わんかったわ。

初兎

しかも、四人も！

悠祐

な？変じゃないやろ？

初兎

うん。みんな、いい人たちだった。

初兎

友達も増えたしな。

スマホには四人の連絡先が入っている。

初兎

あ、そうや、悠くん。

悠祐

ん？なんや？

初兎

連絡先。交換せえへん？

悠祐

おーそういえば、交換してなかったなあ。

悠祐

交換しよか。

初兎

うん。

うちには悠くんもいる。みんなもいる。ひとりじゃない。そう思うと心があたたかくなった。

でも、この幸せは長くは続かなかった。

先生

転校生のあきなしまいるさんです。

まいる

このたびぃ転校してきたぁ春夏冬哩で～す

まいる

みんな、よろ～！

初兎

、、、なんで((ボソッ

初兎

（うちに幸せはこないんか？）

初兎

（よりにもよって、まいるがてんこうしてくるんか。）

初兎

（神様は残酷やな。）

悠祐

最近は初兎こんなあ。

ガチャ

悠祐

！

悠祐

お～初兎、、、

まいる

こんにちは～

悠祐

お前誰や。

まいる

初兎ちゃんの昔のお友達かな～

まいる

悠くん？

悠祐

黙れ。そうやって呼んでいいのは初兎だけや。

まいる

わあ、こわいね～

まいる

そんなにいかくしなくても。

まいる

初兎ちゃんから伝言だよ～

悠祐

初兎から？

まいる

悠くんのことが嫌いになった。もう、ここにはこないわ。じゃあな。

まいる

って。

悠祐

は？

まいる

もう、用事はすんだからいくね～

まいる

ばいばい。ゆ・う・く・ん？

ガチャ　バタン

悠祐

なんでや、初兎。

まいる

あ、初兎ちゃん！

初兎

ビクッ

初兎

、、、

まいる

そんなに、おびえないでよ～

まいる

ちょっとお話しよ？

初兎

こんのとこにつれてきてなんや？まいる。

まいる

やめてよ。なまえでよぶの。

まいる

もう、私たちは友達でも何でもないんだから。

初兎

、、、最近、物がなくなったりすることが増えたんやけど、おまえのしわざか？

まいる

人聞きの悪い。

まいる

わたしは、やってないよ？

初兎

チッ

まいる

それにしても、初兎ちゃん、ずいぶん強くなったね～

初兎

、、、

まいる

すごいなあ。すごいなあ。

初兎

、、、気持ち悪い。

まいる

、、、

まいる

は？

まいる

なにいってんの～？！

まいる

きもいのはお前だろ？

まいる

「呪われた子」のくせに。

初兎

っつ、、、

まいる

それでいいんだよ。お前は。

まいる

ニコッ

まいる

そんな、初兎ちゃんにお知らせで～す！

初兎

、、、

まいる

悠くんがもう二度と会いたくないそうで～す！

初兎

え？

初兎

うそ、、、

まいる

嘘じゃないんだよね～

まいる

呪われた子とはもうしゃべりたくないって！

初兎

うそやうそや。悠くんがそんなこと言うはずが、、、

まいる

あるんだよ～

まいる

どう思った？どう思った？

初兎

じっ。

まいる

、、、おもしろくな。

まいる

まあ、いいや。これから、今度は立ち直れなくなるまで、絶望に落としてあげる。

まいる

じゃあね～楽しみにしててね～

初兎

、、、

初兎

（大丈夫。悠くんがそんなこと言うはずない。）

初兎

（大丈夫。大丈夫。）

初兎

（きっといつもみたいに初兎！っていってくれる。）

ガチャ

初兎

悠くん！

悠祐

、、、

初兎

（え？）

初兎

悠くん？

悠祐

嫌いや。

初兎

え？

悠祐

聞こえんかったか？

悠祐

お前のことが嫌いや。どっかいってくれ。

初兎

（なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、）

初兎

あ、、、

まいる

ーー呪われた子とはもうしゃべりたくないって！

初兎

、、、わかった。

初兎

いままでありがとう。

ガチャ

悠祐

、、、嫌いや。

初兎

うわあああああ！

初兎

ああ、ああああ！

初兎

悠くんは、悠くんは、、、

初兎

うちのことが嫌いなんや。

初兎

うわあああああ！

女子

スッ

初兎

がっ

初兎

ガタガタガタ

女子

うわっ急に転んで気持ち悪い。かまちょかよ。

初兎

、、、

初兎

（どうでもいい。）

まいる

くすっ

りうら

今日は、りうらがみんなの服をコーディネートします！

ないこ

りうらが選んでくれるなんて～！

ないこ

うれしいよ～！りうら～！ガバッ

りうら

スッ

ないこ

ズザー

ほとけ

ないちゃーん！

if

、、、

ないこ

いててて、、、

ないこ

ん？まろ、どした？

if

いや、アニキも来るかって言ったんだけど、返事がないから。

りうら

あ～アニキ最近、なんか元気ないよね。

ほとけ

初兎ちゃんにふられたとか？

if

あほとけ、うるさい。

ほとけ

モゴッ

ないこ

初兎ちゃんも連絡が取れなくなってるんだよね。

りうら

りうら、ブロックされてた。

ないこ

うそ！

ないこ

、、、

ないこ

ほんとだ！ブロックされてる。

if

、、、だめだ。俺もブロックされてる。

ほとけ

モゴモゴモゴッ

if

なんだよほとけ。今お前の冗談には付き合えないぞ。

ほとけ

違うよ！あそこにいるのって初兎ちゃんじゃない？！

ほとけ

初兎ちゃん～！

初兎

！

初兎

タッ

ほとけ

え？！

ないこ

みんな、追いかけるぞ！

初兎

（こわい。こわい。）

初兎

（あってしまった。会わないように気を付けてたのに。）

初兎

（どうしよう。みんなに言われたら、、、）

りうら

ーー友達面すんな。

初兎

はっ

if

ーーお前と一緒だと疲れる。

初兎

はあ、はあ。

ないこ

ーー気持ち悪い。

初兎

いやだっ

ほとけ

ーー死ねよ。

初兎

いやっ

いれいす

嫌い。

初兎

いややああああああ！

ほとけ

初兎ちゃん！

初兎

うわあああああ！

りうら

だめだ。混乱してる。

if

しょにだ、暑いだろ。上着脱ごうな。

ないこ

これ、、、

初兎

ごめんなさい。ごめんなさい。殴っても、蹴ってもいいです。

ほとけ

初兎ちゃん！

初兎

だから、みんな、嫌いって言わないで、、、

ないこ

、、、

ないこ

初兎ちゃん。大丈夫だよ。俺たちは誰も嫌いじゃない。

ほとけ

初兎ちゃんのことが大好きだよ。

りうら

だから、大丈夫。

初兎

あ、みんな。みんなあ！

ほとけ

初兎ちゃん！よかった！戻った！

ないこ

辛かったね。もう大丈夫。

りうら

うう、、戻ってほんとよかった。

if

、、、しょにだ、この傷は誰にやられた。

初兎

！

ないこ

そうだよ。それに、、、その髪、、、

初兎

、、、

初兎

みんな、聞いてくれるか？

ないこ

ただいま～！

悠祐

お～お前ら、お帰り。

悠祐

今日は、いけんですまんな～

悠祐

アップルパイ作ったからく、、、

悠祐

初兎、なんで、ここに。

初兎

ゆうく、、、

悠祐

ーー嫌い

初兎

ひゅっ

初兎

ひゅーひゅー

ないこ

過呼吸だ！

ないこ

りうらは、お水もってきて！

りうら

うん！

if

俺は、飴持ってくる！

ほとけ

初兎ちゃん！

ないこ

ゆっくり、深呼吸して！

初兎

ひゅっ

初兎

きっらいって、い、わな、いで、、、

悠祐

初兎！ギュッ

初兎

！

悠祐

ごめんな。ごめんな。

悠祐

大好きやから。嫌いやない！大好きや！

初兎

ふう、、、ふう、、、

ないこ

やった、落ち着いた！

ほとけ

初兎ちゃ～ん！

悠祐

ごめん。ごめんな。

初兎

みんな、ありがとう。

初兎

悠くん。

悠祐

、、、

初兎

よかった、、、

悠祐

え？

初兎

嫌われたと思ってたから、、、

悠祐

嫌いなわけないやん！むしろ、俺は初兎に嫌われたと思って、、、

初兎

え？なんでや？

悠祐

やって、初兎に「悠くんのことが嫌いになった。もう、ここにはこないわ」って言われたからやけど

初兎

そんなこと言ってないで！

ないこ

ねえ、なんか話がかみ合ってないから状況を整理しない？

悠祐

春夏冬哩か。そいつに騙されたっていうわけか。

初兎

うん。まいるは、うちのこと人形としか思ってないから。

初兎

たぶん、人形で遊んでいるだけだと思う。

ほとけ

最低だねそいつ！

if

今回はほとけと同意見やな。いやな奴やな。

初兎

、、、

りうら

どしたの？初兎ちゃん。

初兎

いや、まいるはうちの友達やったから、、、

ないこ

え？！友達？

悠祐

友達第一号は俺やないん？

初兎

いや、第一号は悠くんだよ。

初兎

けど、中学校の時、うちがいじめられてた時、優しくしてくれたのがまいるだったんよ。

初兎

けど、、、

初兎

まいるが、いじめの主犯格だってわかって、、、

初兎

そのあと、すぐ、まいるは、転校したんよ。

りうら

そのまいるってやつは何がしたいんだろう。

if

ただ、自分がやったって証拠を残したくないだけやないんか？

ほとけ

本人もそんなこと言ってたし。

初兎

でもな、まいるは過剰ないじめはやらんのんよ。

初兎

足を引っかけられてこかされたときだってな。

まいる

ふっ

まいる

きみたちぃ～そんなんじゃ甘いよ。

まいる

足を引っかけるんじゃなくて精神が傷つくようなことをしよ～

まいる

そっちのほうが、せんこーにもばれにくいし、楽でしょ～

女子

たしかに～

女子

そっちのほうが、楽しいかも～

まいる

でしょ～

まいる

かしこく、いじめをしよ～

初兎

って、それから、暴力が、格段に減ったんだよね。

悠祐

それはいいんか？

初兎

精神攻撃は慣れてるからある程度は平気なんや。

ないこ

とはいえ、どうする？

if

このままじゃ、しょにだがずっといじめられることになるよ。

ほとけ

そうだよ！いくらアニキがいるとはいえ今回みたいに騙されたりしたら意味ないもん！

りうら

アニキ、素直だからな～

悠祐

それは、めんぼくない。

初兎

悠くんは悪くないで。

初兎

別にうちはいじめられるのはいいんやけど、まいるの気持ちを知りたい。

初兎

それで、ともだちになりたい。

ないこ

うーん。難しいなあ、、、

りうら

それにしても、初兎ちゃんのきれいな髪まで切るなんて、、、

悠祐

身体もあざだらけやしな。

ほとけ

髪、、、そうだよ！髪があるじゃん！

if

そうや、髪がある。これでいけるかもしれん。

if

ほとけ！お手柄だ！

ほとけ

いえ～い！私天才！

ないこ

どういうこと？まろ？

if

作戦はこうや。

初兎

お～それならまいるの気持ちも聞き出せるなあ！

悠祐

まろ、すごいな！

if

えへん！まろ、エリートなので！

ほとけ

うざ

if

あほとけに言われたくないで～す！

ほとけ

もともとは、私のアイデアなんですけど！

if

考えたのはまろです～

ないこ

はいはい、ふたりともケンカしないの～

りうら

あみあみ

初兎

りうちゃん、可愛くあんでな？

りうら

まかせて！

初兎

ふふっ

悠祐

（やっぱ、かわええなぁ。)

悠祐

(もう、初兎を悲しませたくない。)

悠祐

(よし、これがおわったら、、、)

悠祐

(初兎に告白する。)

先生

はい、今日は、急遽、あの有名な歌い手グループいれいすさんが来ます！

女子

え！うそ！

女子

きゃ～！！！！！！！！

女子

わたし、ファンなんだけど！

先生

はい、静かに！

先生

今回は代表として、学級委員の有栖さんにいれいすのみなさんを連れてきてもらいます。

女子

はあ？なんであいつが？

女子

こんなことがあるんだったら、学級委員を押し付けるんじゃなかった、、、

先生

じゃあ、有栖さんよろしくお願いします。

初兎

はい。

ないこ

どうだった？

初兎

どうだったってどういうことや？

りうら

いや、いれいすのことみんな知ってた？

ほとけ

こいつ誰みたいになったらやだな～

初兎

大丈夫やよ。めちゃファンいたから。

りうら

ほんと？！

ほとけ

うれしいよ～！

if

よっしゃー！じゃあ、いっちょ、頑張りますか～！

ないこ

お～！

りうら

がんばりうら～！

ほとけ

初兎ちゃん！私、頑張るからね！

初兎

みんな、ありがとな！

初兎

、、、

初兎

悠くん。歌い手ってことばらしてええんか？

悠祐

ん？ええで。

初兎

でも、隠してたのに、、、

悠祐

初兎がそれで笑顔になるならええわ。

初兎

！

初兎

ありがとう。

ガラッ

ないこ

こんにちは～！

女子

きゃ～！！！！！！！！

女子

かっこいい！

男子

可愛くないか？！あの子！

女子

え！あれ、悠祐先輩じゃない？！

女子

え～！うそ～！

女子

あの悠佑先輩がいれいすのメンバー？！

ないこ

本日はお忙しい中、時間をとっていただきありがとうございます！

りうら

りうらと！

ほとけ

ほとけと！

ないこ

ないこと！

if

ifと！

悠祐

悠佑で！

ないこ

せーのっ！

いれいす

いれいすで～す！

ないこ

早速ですが、俺たちの大変だった、活動の話を、、、

りうら

え～ないくん、つまんな～

ほとけ

せっかく来たのに、そんな話じゃ、つまんないよ～！

ないこ

え～そんなこと言っても、今日のために、資料、びっちり作ってきたんだよね～。

ないこ

１００ページくらい。

悠祐

多ないか？！

if

そんなことより、いれいすの、いれいすにはいる前の話を聞きたい人～！

女子

え！聞きたいかも、、、

男子

その方が、おもろそう。

女子

は～い！

男子

聞きたいで～す！

ないこ

え、でも、俺徹夜し、、、

りうら

ないくん、黙って。

ないこ

え～！りうら～！

りうら

きもい。

ないこ

え？　ﾁｰﾝ

ほとけ

ないちゃーん！

悠祐

まあ、とりま、ないこは置いといて、いれいすの前の話ってなんや？

if

よくぞ聞いてくれました！アニキ！

if

ずばり、結成前の話のことで～す！ぽえぽえぽえぽえ

ほとけ

え！それで、話すことなんて何もないんだけど？！

りうら

ほとけっち、あるじゃん。いいのが！

ほとけ

え？！あれ話すの？

if

そうだ！て、ことで、ないこよろしく～

ないこ

あ、結局、俺がやるのね、、、

悠祐

ないこがんばれ～

ないこ

え～ごほん。

ないこ

じゃあ、いれいすの結成前の話をします。

ないこ

俺たちには共通点があります。

ないこ

なんだと思いますか？

女子

歌がうまい！

男子

顔がいい！

ないこ

まあ、それもあるんですが、

悠祐

あるんかい。

ないこ

あるでしょ。

まいる

は～い！

いれいす

！

ないこ

お！なんだと思う？

まいる

髪！

ないこ

、、、

女子

え～まいる、それはないでしょ。

男子

あれは、さすがに染めてるでしょ。

ないこ

正解！

女子

え？

女子

うそ！

ないこ

まあ、正確には髪と眼かな。

ないこ

俺たちの髪は染めてない、この色で生まれてきました。

ないこ

眼もカラコンなんてつけてません。

ないこ

なので、俺たちは、ずっと、、、

ないこ

いじめられて育ちました。

女子

、、、

ないこ

毎日、毎日、いじめられて、気持ち悪いと言われて、

ないこ

ボロボロになりました。

ないこ

なんども髪を染めようと思いました。

ないこ

カラコンをつけようと思いました。

ないこ

けど、親がほめてくれた、自分だけの髪を染めるなんてできませんでした。

ないこ

もう、どうでもいい。

ないこ

そんなとき、歌い手に会いました。

ないこ

こんなに、自由で楽しそうで

ないこ

自分も、こんな感じになりたいと思いました。

ないこ

そして、素敵な仲間と出会いました。

ないこ

今大変な人、大変じゃない人もこれだけは、覚えておいてください。

ないこ

いつか、とても素敵な仲間に必ず出会います。だから、あきらめないで。

ないこ

て、感じですね。

ないこ

どうよ！俺の華麗な演説！

りうら

まあ、合格～

ほとけ

ないちゃんすご！わたしだったら、こんなに長くできないよ！

if

まあ、ほとけは、あほだからな。

ほとけ

はあ～！？ムグッ

ないこ

ここでは、ケンカするな！

ないこ

まろも、あおらない！

if

え～

悠祐

あ、もう、時間、終わるで！

ないこ

え～もう？

りうら

最後に何言う？

if

ないこ、ないこ

ないこ

なに？

if

一番大事なこと言ってないで！

ほとけ

あ、これ言わないと意味ないじゃん！

ないこ

じゃあ、アニキ！

悠祐

え、俺？

ないこ

せーのって言って！

悠祐

あーわかった。

悠祐

せーのっ！

いれいす

いじめはやめろよ？（超低音）

ないこ

以上！

りうら

りうらと！

ほとけ

ほとけと！

ないこ

ないこと！

if

ifと！

悠祐

悠佑で！

いれいす

いれいすでした！

ガラッ

先生

はい！じゃあ、今回いれいすさんたちから学んだことを振り返りましょう！

先生

先生はちょっと、職員室にいってきます。

先生

あ、有栖さん。この、振り返りくばっといて。

初兎

はい。

ガラッ

女子

え？

女子

やばない？

女子

なんで、いじめのことを、、、

まいる

、、、

まいる

もう潮時ってことじゃん？

女子

まいる？

女子

どしたの？

まいる

よーし。先生のとこいってくるわ～！

女子

まいる？！

まいる

あんたたちは、好きにしていいよ。

まいる

じゃね。

初兎

、、、

まいる

ニコッ

初兎

！

ガラッ

まいる

ダッ

初兎

まいる！

初兎

まいる！まいる！

まいる

そんな呼ばなくても聞こえてるし。

初兎

まいる。なんで、笑うんや？

まいる

、、、

初兎

なんで、嬉しそうに笑うんや？！

初兎

まいるは、いつもそうや！

初兎

何を考えとるんかわからん！

初兎

せめて、もっと悪かったら、憎めたのに。

まいる

、、、

初兎

なあまいる。

初兎

うちは、嬉しかったんで。

まいる

！

初兎

中学生のころ、まいるだけが優しくしてくれて。

初兎

なんで、こうなったんやろなあ！

初兎

うちは、大好きやったのに！

まいる

私だって！初兎のこと大好きだよ！

まいる

今もずっと！

まいる

けど！できないんだよ！

まいる

仲良く、できないんだよ、、、

まいる

うわあああああ！

まいる

ダッ

初兎

ガシッ

初兎

逃げんな！うちのことが好きなら、仲良くしたいなら逃げんな！

まいる

！

まいる

ポロポロ

まいる

初兎～

初兎

説明してくれるか？

まいる

うん。

初兎

で、どういうことなん？

まいる

初兎は、私のこと好き？

初兎

好きやで？

まいる

、、、友達としてでしょ？

初兎

え？

まいる

私の好きは、恋愛の好きなの。

まいる

初兎に出会ったとき、こんなにきれいな人いるんだと思った。

まいる

友達になって、一緒にいられればいい。そう思っていたのに。

まいる

それから、だんだんと、好きの気持ちが強くなってきて。

まいる

気持ち悪いと思った。

初兎

！

まいる

自分が気持ち悪くて、こんな私が初兎のそばにいていいのかわかんなくなって。

まいる

私が初兎のことをいじめれば離れてくれると思った。

まいる

けど、私がいじめてるとわかってからも初兎は！

まいる

離れなかった。

まいる

このままじゃ、わたしはいつか、もっとやばいことをやるんじゃないか。

まいる

怖くなって、私は転校した。

まいる

でも、親の都合でこっちに戻らないとといけなくなって、

まいる

同じクラスになって、しまっていた気持ちがあふれでできた。

まいる

このままじゃ、だめだ。

まいる

だから、初兎の一番いやなこと。仲間がいなくなることをすれば、嫌われると思って、、、

初兎

うちも、まいるが大好きだった。

初兎

けど、まいるのおもうとうり、嫌いになりかけとる。

初兎

うちには、まいるの他に大好きな人もできた。

初兎

だから、まいるの気持ちには答えられん。

まいる

、、、

初兎

もう一回、友達としてやり直さんか？

まいる

え？

初兎

これは、うちのわがままや。

初兎

いろんなことをされた。けど、それでも、まいるのことがきらいになれん。

初兎

まいる。うちのわがままにつきあってくれるか？

まいる

ポロポロ

まいる

うん。うん。初兎、ありがとう。

初兎

もーなんで、泣くねん。

初兎

これからよろしくな。まいる。

あれから、うちのことを悪く言う人はいなくなったいじめるひともいなくなった。友達も増えた。そして、、、

初兎

も～まいる、暑いって。

まいる

もう、君を離さない。

初兎

ふざけんな。

まいる

てへぺろ

初兎

古いわ。

まいるとも仲良くやっている。

初兎

あ、ちょっと悠くんとこ行ってくるわ。

まいる

え～私も行く～！

初兎

今日はだめや。

初兎

帰り、一緒に帰ろ？

まいる

やった～！

初兎

じゃ、行ってくるわ！

初兎

悠くん！

悠祐

お～初兎。

初兎

まだ、ここにおるんか？

初兎

前と違って今は、モテモテやのに。

悠祐

ここが、落ち付くんや。

悠祐

初兎こそ、今日はまいるがおらんな。

初兎

ああ、今日はおいてきたわ。

悠祐

大変やったやろ。

初兎

まあな。

初兎

、、、

初兎

悠くん。

悠祐

なんや？

初兎

初めて会ったのもここやな。

悠祐

あ～あの、ずぶ濡れだったときか。

悠祐

あのときの、初兎はおもろかったな。

悠祐

昭和か！ゆうてな。

初兎

ここでは、いろんな思い出があるな～

悠祐

そうやな～

初兎

、、、

初兎

悠くん。

悠祐

ん？

初兎

ここで、もひとつ、思い出つくらんか？

悠祐

え？

初兎

好きやで。悠くん。

悠祐

、、、

悠祐

あっはっはっは！

悠祐

ほんま、おもろいな。

初兎

人の告白笑うとか最低や！

悠祐

俺が、先に言おうと思ったんやけどな。

初兎

え？

悠祐

好きやで。初兎。

これは、うちが幸せになる物語。みんなも幸せが届きますように。

めばえ

はあ、はあ、はあ、

めばえ

死ぬ、、、

めばえ

こんな、長いのかいたのはじめて。

めばえ

764タップお疲れ様です。

めばえ

それでは、

めばえ

ありがとうございました!