コメント
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ふぁぁ好きです めっちゃ好きです え、青黒見たいです…! ふぉろ失します!!
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青黒 ほんのり桃白 甘々 ちょっとだけ背後注意 ?
ゆうすけ
深くため息をつく。 よいこの寝る時間はとっくのとうに過ぎていて、本来なら俺も寝ている時間。 風呂も入った、歯も磨いた、布団にも入った。 それなのに、俺の脳は冴えていた。
明日のためにも早く寝てしまいたいのに、隣にあるはずの温もりが恋しくて眠れない。 恋人と2人で寝るために買った大きなベットは、自分一人には大きすぎる。 じたばたと駄々を捏ねる子供のように手足を動かしたが、虚しくなってしまいすぐにやめる。
ゆうすけ
ピロン、と通知が鳴った。
ゆうすけ
すぐに既読が付く。 初兎も暇だったようで、ゲームしようや、と誘われた。 断るわけがない。二つ返事で返信を返し、パソコンを起動する。
初兎
ぴろん、と音を鳴らして通話に入ってきた初兎。
ゆうすけ
初兎
ゆうすけ
某撃ち合いのゲームを起動し、ゲーム内の初兎と合流する。
雑談しながら1時間ほどゲームを続けていたが、そろそろ話題がなくなってきた。 変に気を使ってしまう初兎のために、少し気になっていたことを聞いた。
ゆうすけ
初兎
ゆうすけ
なにを隠そう、この兎はうちのリーダーと付き合っている。 2人のことに首を突っ込むつもりはない。ただ、あの独占欲の塊のようなリーダーが何時間も他の男とゲームをしている恋人に嫉妬しないのか。 少し気になった。
初兎
少し考えて、言いにくそうに言葉を発した初兎。
初兎
ゆうすけ
社畜の恋人を持つ俺にも共感できる話だった。 構ってほしいけど、邪魔する訳にはいかない。葛藤し、結局諦める。 これまでも、何度も同じことがあった。
初兎
ゆうすけ
その後数十分。 ゲームは中断し、砂糖が吐けそうなほど甘いお互いの恋人の話をした。 これを惚気と言う。
初兎
ゆうすけ
途中から酒を飲み出した初兎を止めることはできなかった。 なんでも、酔った勢いで甘えてやる!!らしい。 翌日羞恥で死ぬことも考えられないほど頭回ってなかったんやな。
初兎
ゆうすけ
ガチャ
初兎の部屋の扉が開いた音がした。と、同時に一人の声。
ないこ
初兎
イヤホンかなにかをつけていたらしい初兎の耳には、帰ってきた恋人の声は聞こえなかったようだ。 未だかつてないほど綺麗なフラグ回収に、笑ってしまう。
ゆうすけ
初兎
ないこ
声だけでわかるほどにやけているないこの声。
初兎
ないこ
初兎が唸り声とも悲鳴とも取れるような声をあげ、その後すぐに通話は切れた。 その代わりに、おそらくないこが打ったであろう「ありがとう」の文字が新しく通知を増やした。
ゆうすけ
そうと決まれば。 羞恥心を殺すため、アルコールを取りに部屋を出た。
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