コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
中の人
仲成
中の人
仲成
中の人
中の人
中の人
仲成
仲成
中の人
中の人
仲成
中の人
仲成
中の人
仲成
中の人
中の人
数週間が経った
沖田総司
咳が酷くなっていた
沖田総司
沖田総司
僕が咳き込んだ瞬間、出てはいけないものが出てきた
どす黒く、光を反射しないほど
胸が少しヒリヒリする
沖田総司
沖田総司
沖田総司
すると、廊下の方から足音が聞こえた
そして、部屋の前で止まって
市村辰之助
市村辰之助
沖田総司
僕はできる限り大声を出した
市村辰之助
沖田総司
僕の息遣いは明らかに異常だった
辰之助くんはそれに気付いたのだろうか
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
沖田総司
沖田総司
沖田総司
市村辰之助
市村辰之助
ドタドタと走る音が聞こえる
沖田総司
僕は聞いたことがある
労咳で吐血したものは、間も無く死ぬ、と
僕は早い内に死ぬのだろうか?
確かに、聖武が言ってた
僕はそろそろ死ぬって
あの時はあんまり怖くなかったのに
今になってはとても怖い
つまり、僕は寝込んで死ぬのか?
誰からも攻撃を受けることもなく
武士らしく死ねず
不格好な姿で僕はこの世を去るのだろう
沖田総司
無意識にスーッと涙が流れた
山南さんも切腹する時、怖かったのかな
本当は死にたくなかったのかな
本当はもっと生きたくて、皆と暮らしたくて
───でも、辛かったのかな
武士らしく生きることが
人間らしく生きることが
……それとも
僕といることが、そんなに辛かった?
もう、分かんないや
市村辰之助
辰之助くんは今で言うマスクみたいな役割をしている布を付けてきた
市村辰之助
市村辰之助
ここ前も同じ状況になっていたね
僕は首を縦に振る
市村辰之助
市村辰之助
僕は勿論首を縦に振った
市村辰之助
市村辰之助
遠慮気味に首を縦に振る
市村辰之助
市村辰之助
首を縦に振った
市村辰之助
市村辰之助
沖田総司
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
沖田総司
市村辰之助
市村辰之助
僕もどうすればいいか分からない
ただ、喋ることができない
喋ったら危ない
僕も辰之助くんも、そう思ってるからだ
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
辰之助くんは悲しそうな顔を見せた
この組内で一番心優しい
山南さんも、そうだった
沖田総司
市村辰之助
沖田総司
小声で、咳が出ないようにそう呟いた
市村辰之助
市村辰之助
市村辰之助
そういって、辰之助くんは部屋から出ていった
中の人
仲成
仲成
中の人
中の人
仲成
仲成
中の人
仲成
仲成