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【ハク視点】

僕は今、女体化のことについてレイに話すために通ってきた道を戻っていた。

ハク

(レイのやついないな…
やっぱりまた明日に…)

そう諦めようとしたとき…

レイ

やめて!

どこからかレイの声が聞こえた

それと同時に嫌な予感がする

ハク

(早く見つけたほうが良さそうだな…)

そして急いで声が聞こえた方に走っていくと、見知らぬ男にレイが車に乗せられそうになっていた。

その瞬間

『プツン』

そんな音が聞こえ、気がついたときには男を殴り飛ばしていた。

ハク

誰に手ぇ出してんだ……
お前!

男性

…誰かと思ったら今日レイちゃんといた女か……まぁいいや…お前には用はないから消えてくれ

ハク

いやだ…と言ったら?

男性

仕方がないな……

そしてその男は懐からナイフを取り出した。

ハク

…つ

ハク

(どうする…こんなにデカい男から二人で逃げ切るのは難しい…)

ハク

(しょうがないか…)

そして僕はこう叫ぶ

ハク

レイ!逃げろ!!

レイ

…でも!

ハク

いいから!

レイ

……

レイ

わかった

そしてレイは逃げていった

ハク

さてと…こっからどうするかだな……

男性

そこを退け!レイちゃんが逃げちゃうじゃないか!

ハク

退くわけ無いだろ…?
それより大丈夫か?早く逃げないとこんなところを見られたら刑務所行きだぞ?

男性

見られる前にお前を殺してレイちゃんを捕まえればいいだけだからねぇ

そして男は僕のお腹をめがけてナイフを突き出してきた。 それを間一髪で男の腕を掴み、ナイフを止める

ハク

…っぶねぇ

しかし少しずつ押されていく。

ハク

(男のときはもっと力あったんだけどな…)

そんなことを考えながら男のお腹に蹴りを入れ、距離を取る。

男性

うぐっ!

男性

くそぉ!

そしてまた男はこちらに向かってくる。 僕はナイフを紙一重で避ける。

男性

なんで当たんないんだよ!

ハク

(漫画のマネして鍛えといて良かった…)

男はまた同じように突っ込んでくる。 そしてナイフを止めたとき

ハク

っぐ!?

反対側の拳で殴られる

ハク

痛ってぇ…

そして起き上がろうとしたときには遅く、目の前までナイフが振り下ろされていた。

ハク

(あ…死んだ)

そして僕は目を瞑った。

『ドゴッ』

いくら待っても痛みは訪れず、そのかわりに鈍い音が鳴り響いた。

ハク

そして目を開けるとレイがそこに立っていた。

ハク

おいバカ!逃げろって言っただろ!

レイ

大丈夫、警察呼んできたから!

警察

確保!!

男性

クソッッ離せ!

そしてストーカー男は警察に連れて行かれた

あの事件の後、僕はレイを家まで送っていた。

レイ

ねぇ…ハク?

ハク

どした?

ハク

…あ

レイ

やっぱりか…

ハク

いや、これは……その………

ハク

隠そうとしてたわけじゃないすよ…

レイ

…助けてくれたから許す……

ハク

ありがとう…ってかなんでわかったんだ?

レイ

なんとなく?
でもハクが助けに来てくれたときにそんな気がしたかんじ…

そんな話をしているとレイの家についた

レイ

じゃあまた明日!

ハク

…おう!

こうして僕は帰路についた

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